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東大医学部医学科の学生の自己紹介【田舎の公立高校から独学で現役合格した方法についても語っています】

はじめに

こんにちは。私は現在、東京大学医学部医学科に通う学生です。自分の受験時代から得た知識、大学に入ってから得た知識、今学んでいる内容、などなどを人に伝えられたらいいなと考え、noteを始めさせていただきました。よろしくお願いします。

自己紹介 ~生まれてから東大理三に入るまで~

さて、自己紹介ということで私の簡単な経歴をお話しさせていただきます。

私はとある田舎で生まれました。父親は公務員で母親は専業主婦という特に変哲もない家庭です。父親は地方国立大学で、母親は短期大学、なのでどちらもそれほど良い大学に通っていたというわけではありません。親戚では私の知る限り、東大卒も医師も1人もいないという状況です。これらからも想像できると思うのですが、別に教育熱心ではなく、近所の公立幼稚園、小学校、中学校、とごく一般的な生活を歩んできました。

周りの友達は割と塾に通って勉強している人も多かったのですが、それすらも親は「お金がもったいないから」と言って通わせませんでした。子供側としては塾に行かなくて済むのは嬉しいことなのですが、今考えると変わった親なのかもしれないなと思います。やはり、普通は自分の子供には勉強してほしいですからね。

たまたま公立中学校内ではそれなりに成績が良かったので、県内の進学校に合格することができて、そこに通うことになりました。田舎県の中でもさらに田舎に住んでいた私は、県内中心部にある高校まで1時間ほどかけて通っていました。まあ、進学校とは言っても東大理三は10年以上出ていないうえに、東大ですら年に数人というレベルです。

高校に入学してすぐにテストが行われました。国数英の3教科だったのですが、不甲斐ない結果でした。英語だけは得意教科だったので90点くらいとそれなりだったのですが、数学は60点、国語なんか30点ほどで、総合順位は300人中90位でした。かろうじて平均点は越えたものの、これでは東大はおろか、地方国立でもどうだろうかというような順位です。この状態で私の高校生活は始まりました。

高校に入ってからも塾には通わず、自分で勉強をしていきました。苦手教科だけでも塾に行って勉強したいという話を親ともしたのですが、それも叶わずに結局すべて独学でした。独学というのも、高校自体は東大理三に受からせる気などさらさらないわけで、高校3年生の12月にやっと履修範囲が終わります。これではダメだと感じた私は「高校は友達と話したり行事に参加する場所で、勉強は自分でやるものだ」と割り切り、ほとんどすべて自分で参考書を買って進めていきました。

塾に通わせないのはどうなのかと思いましたが、これはある意味正解だったかもしれません。自分で学ぶ方法を模索して結果を出す、という経験は大学に入ってからも重要なことです。これをきちんと高校までに身につけておけたのはとても良い経験だったと思います。大学に入ってからは塾のように勉強プランを立ててくれたり、親身になって教えてくれたりはなかなかしません。自分で生きていかなければならないのです。

こうして独学で東京大学理科三類に現役で合格しました。現在は東京大学医学部医学科で学んでいます。

高校時代の勉強について

ここまでで最も気になるのはおそらくこの部分でしょう。「どうやって東大理三に高校3年間の独学で合格したのか」ということです。これは非常に貴重な情報になるに違いないです。なぜなら、東大理三に入った人のほとんどは塾に通って勉強しており、さらに結構な人数が中学校の時から東大受験を意識して勉強を進めているからです。私のように、大して良くない成績の状態で、高校に入ってから独学で勉強を始めて、最終的に東大理三に現役合格した、という人はかなり少ないはずです。その中で受験情報を自ら発信している人というのは他に誰もいないかもしれません。

私は現在「スタディブログ」というブログで様々な情報を発信しています。学べる本の紹介、大学受験対策、資格検定、雑学、東大や医学に関連した内容、などです。

このブログの大学受験対策のページを読めば、私の独学法が信じるに値するものであることが読み取れるはずです。その中でも、独学法の概要私自身の高校3年間の記録、をとりあえず読んでいただきたいです。ここに私の受験に対する考えの半分以上が詰まっていると言っても過言ではありません。

https://books-introduction.com/2020/04/27/jibundemondaishu/

https://books-introduction.com/experiences/

独学をすることの利点

この独学法は大きな利点が2つあります。

1つ目は誰にでも実践できるということです。高校に通っている必要はなく、誰でも参考書と問題集さえ買ってしまえば実践できてしまいます。働きながらでも勉強を進めていくことができるので、大学再受験を考えている人にもおすすめできる内容となっています。また、お金をたくさん払えない人でも、参考書代という多少の投資だけで大学受験に臨むことができるのです。塾だと毎月何万円も払って3年間だと数百万円にもなるのに対して、この方法だとどんなに多くてもせいぜい20万円程度、普通は10万円ほどです。

2つ目はこの考え方を学ぶと受験以外にも応用できるということです。大学に入ってからのテスト、資格検定、に応用ができるのがこの独学法です。塾に通って勉強を教わっても、その根本にある考え方を学ばなければ、それは大学受験を合格することだけで終わってしまいます。大学受験以降も勉強をしなければならない機会というのはたくさんあります。そのときに対処できるためにもこの考え方は重要なのです。

まとめ

さてここまで読んでくださった方々、そして私のブログの記事を読んでくださった方々、ありがとうございます。特にブログを読んでくださった人は独学の方法に納得してくださった方が多いのではないかと思います。しかし、ブログの記事はあくまで独学法の概要にすぎません。一般論としてこういう勉強をすると良いというのを書いているだけです。その根本的な考え方、そして具体的な勉強プラン、というのはまた別の話になります。

独学に必要な根本的考え方、具体的な勉強プラン、を後日必ずアップしますので、高校の勉強を独学で進めたい人、高校や塾に通っているけど勉強に対する考え方を知りたい人、自分の子供に勉強の根本的な考え方を身につけてほしい人、これからの人生において勉強を続けていこうと思っている人、はぜひご覧ください!フォローやブックマークなどをして待っていただけたら幸いです。

*独学に必要な根本的考え方の記事を公開しました!ぜひ1度、目を通していただきたい内容となっています。
勉強に必要な3つの根本的考え方とは【東大理三に独学合格】

*最後の1年間の具体的な勉強プランを公開しました!
大学受験 最後の1年間の計画【東大医学部生が語る勉強法】


最後にちょっとした宣伝をさせてください

noteに他の記事も載せているので、そちらも見ていただけたら嬉しいです。
主に受験勉強について色々書いています。

スタディブログというブログで、大学受験対策についてはもちろん、勉強になる本の紹介や資格検定紹介、東大の内部事情についてや、医学についても書いています。ぜひ一度訪れてみてください!



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