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マレーシア・ボルネオ島コタキナバルの朝市に出かけよう!

コタキナバルのあちこちに立つ「朝市」
市の朝は早い。
コタキナバルは、サバ各地でとれた野菜が運ばれてきます。
サバの歌、Sayang Kinabaluの歌詞にもあるように、
「Kinabalu Tutup Kundasan Banyak sayur Boleh bili bili」
(キナバル山に近いクンダサンでは野菜がたくさんとれる)
なのです。
クンダサンは標高約2.000m。
高原野菜が収穫できます。

ビーチリゾートのイメージが強いコタキナバルですが、ジャングルの熱帯雨林は山の方が多いのですよ。

今回はダマイ地区に立つ市を紹介します。

市は何時から?

この市は家の近くにあって、学校や保育園に送った後に立ち寄れる場所なのです。
そのため、朝サクッと買い物をするのですが、9時を過ぎると撤退している店もちらほら。
そしてお目当てのものが売り切れてる事もしばしばあります。

私がここで買うのは、クンダサンでとれる「カンポン・ポテト」

マレー語と英語が混ざった変な呼び方ですが、こんなチャンプルでも通じるのが嬉しいところです。
ローカルポテトの事ですね。
小ぶりなので皮を剥くのが大変ですが、美味しいのです。

そのポテト、8時30分を過ぎると大抵ありません。

そりゃ外国人の私が知ってるくらいだから、ローカルの人は買いますよね。
オーストラリアから輸入されたインポートポテトは残っています。

「これカンポンポテト?」
「いいや。インポートだよ。
カンポンが欲しかったら朝5時においで」
なんて言われたことがあります。

なので、5時ごろから店を出しているのでしょうね。

コタキナバルの朝市って?

コタキナバルの店はショップロットと呼ばれる区画にあります。
その駐車場にトラックを横付けし、品物を並べるところが多いです。

そのため車を停めるのが一苦労ですが、新鮮な野菜(だと思う)が手に入るのは嬉しいですね。
スーパーでラップされた野菜からは手が遠のきました。
ついでに、と買ってしまう事もありますが、できるだけローカルものを買ってます。

正直、マレーシアの農薬に関しては無知です。
一時期、残留農薬が多すぎて、お隣ブルネイから輸入禁止となったこともあるそうですか。

市だと好きな分、自分で手に取って確認したものを買えるのがいいですね。

何が売ってるの?

魚屋、肉屋、野菜、果物、手作りお菓子、加工品と一通りあります。
でも、その日に手に入ったものしか並ばないので、行ったものの買うものないなぁなんていう日もあります。
ついでに麺類の朝ごはんを買って帰ることもできるし、Kedai kopiは朝早くから開いてるので、買い物帰りに食べるのもok

こちらはマレーシアでとれるナス

標高高いところでとれる野菜ですが、やはり暑いのでナスやキュウリはメガサイズに育ちます。

ナスはなるべく小ぶりなものを見つけたり、メニューによってはでかくてもいいかなぁと思います。
でも生で食べるキュウリはJapaneseがいいですね。
日本式にサバで育てたキュウリがあります。

昔、日本で子どもとキュウリとナスを植えたことがありますが、
何時ごろが食べごろなのかなぁと2日ほど様子を見てたらグングン大きくなってしまったことがありました。

こちらはサバベジ。
サバでとれるベジタブルだからサバベジです。多分。
ローカルフードに入っているのでよく食べますが、残念ながら自分で調理したことがありません。
サバベジに合う味つけができないんですね。

こちらはパッションフルーツです。
フルーツが少ないこの時期ですが
スターフルーツなども置いていました。

そして、本日の目玉?

タンブナンの人参です。
とれたて〜という感じで美味しそうじゃないですか?

タンブナンはクンダサンよりも少し標高が低く、個人的にタンブナンのトマトはおすすめです。
日本で買うようなトマトなんですよ
マレー料理では生のトマトはつかいません。
そのためか、青っぽいトマトが多いのです。
華人が多い地域にしかない、ほうれん草、小松菜、トマトはなかなか貴重なのです。

この他にもマレーシアでは貴重な豚を捌いて量り売りしてくれる店や、魚屋を売ってる店、鶏肉は足の先からウィングまで揃っていたりします。

市のテーブルはちょうど次男の目の高さ。
じっくり観察することもしばしば。

これチキンの足?爪が生えてるねー
これはどこに繋がるの?

などと話しながら5分ほど観察。

足がももに繋がり、胸肉があり、羽があり、、、
こう言うのを見慣れた子どもは、その辺を歩いている鶏を見て
「おいしそうだね」
と言ったりします。

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