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母子留学・なんでマレーシアなの?

なんでマレーシア?

マレーシアが好きだから!
ってこれはウソではないんですが、それだけでは決められません。

「12年連続住みたい国No.1」で日本人に大人気なマレーシアですが、人気があるのは理由があります。

一言で言うと「日本人にとって暮らしやすい」アジアの国ということ。

でも、私たち日本人は一歩国を離れたら外国人になります。

外国人は当然「長期滞在ができるビザ」を取得する必要があります。

日常ではあまり気になりませんが、日本に住む外国人もビザの取得で苦労している人もいるんですよ。

子どもはスチューデントビザを取ればいい話なんですが、
母親はどうするの?

マレーシアを選んだ理由の1つに、この親のビザが大きく関係しているのです。

日本のパスポートは割と優秀なので、国籍で入国拒否されるなんてことはありません。
ありがたいことですよね。
なので、旅行感覚でどこにでも住めると思うかもしれませんが、
そうは問屋がおろしません。

実際に海外で暮らしている悠々自適に見える日本人もビザで苦労しているものなんですよ。

ビザの種類は?

子どもの通う学校が「マレーシアの教育省が認可している学校」であれば、スチューデントビザの取得が可能です。

マレーシアは学生ビザをとった子どもに対して、保護者ビザを取ることができるんです。
子ども1人につき保護者1人のガーディアンビザの申請ができます。
私の調べた限りでは、日本人がガーディアンビザを取得できるのは、
オーストラリア、ニュージーランド、マレーシアの三ヶ国のみ。

ビザを取るには、通常どこかで仕事をしてワークパーミットを取るか、
スチューデントビザが取れる学校に行って親も学生になるという方法があります。
それ以外の国で母子留学している場合は、何か別の手立てがあるんでしょうね。

海外で暮らすことにリスクがあるのを忘れてはいけません。

ビザの更新ができない、不法と扱われるような事があったら即国を出ないとならない場合もあります。

さて、母子留学となると、父は日本です。
二重生活を前提に考えると、三ヶ国の中で物価が1番安いマレーシアが現実的なのが見えてきます。

では、子ども2人いるから、父母2人ともガーディアンビザが取れるのか?
となると、マレーシアでは現実父親がガーディアンビザを取るのは難しいようです。
なぜかって?
誰かが働いてお金を送らないと、不法労働してしまうでしょう。
「いや、働かなくても十分な資金があるから大丈夫」
そう言う人は、MM2H(マレーシアマイセカンドホーム)っていう
長期滞在者向けのビザがあるから、そっちを取ってくださいよ、ということです。

ちなみに、オーストラリアのガーディアンビザは、上限があるものの、
このビザでパートタイムくらいの仕事はできるそうですよ。

AUS,NZは物価も高いですからね。
しかし、マレーシアのガーディアンビザで働くことは不可です。

私の語学力がネイティブ並みに話せたら違う選択肢をとったかも知れませんが、
アジア人である私と子どもので海外生活を3人で生活するとなると、
マレーシアという選択肢が見えてきました。

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