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大学受験は何校受ける?併願校いくつ受けるべき?私立&国公立


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受験勉強を始めるころは志望校しか見えていなくて、志望校に向けて全力で勉強していきますよね。

しかし入試が近づいてくれば当然、併願校を決めていかなければいけなくなります。

この時に「何校受ければ良いんだろう」と迷う人がとても多いです。

ここでは「大学受験生は何校受けるのが正解なのか」を、受験講師である私が詳しく解説していきます!

★この記事の信頼性
→筆者は偏差値40ほどから早稲田大学に合格し、受験の講師として長年、受験や英語を研究しています。たくさんの受験生の進路相談に乗った私だからこそ、お伝えできる貴重な情報を公開します!
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私立大学を志望する場合

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私立大学を志望する場合は、5~10学部ほど受験するのが一般的。

私が浪人をした時は、9回受験をしました。

早稲田大学3回(志望校)
MARCH5回(併願校)
日東駒専1回(保険)

絶対に2浪はしないと決めていたので、保険として日東駒専を1回。

第二志望は明治大学でしたが、落ちた場合のことも考えて、中央と法政も受験。

志望校である早稲田大学は3学部受験して、合格率を上げました。

9回受験しても最高で2連続までだったので、スケジュール的にも余裕はありました。

受験の回数が増えればそれだけ、合格率はもちろん上がります。

私としては少しでも確率を上げるためにも、8回以上は受験をすることをおすすめしています。

とはいえ1回あたりの受験料は35,000円ほどと高額なので、保護者の方と相談しながら決めていかなければいけません。
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私立×共通テスト利用は不利

私立大学のみの受験を考えている人が、共通テスト利用で滑り止めを抑えようとするケースがありますが、これはあまりおススメしていません。

というのも共通テスト利用は一般入試と比べて時期が早い分、「併願を抑える」ために使う人が多くなります。

そのため共通テスト利用での合格の水準は、一般入試よりも高くなり、そう簡単には合格できません。

さらに国公立大学を志望している人は、共通テストの形式を知り尽くしていますから、同じ条件で戦ったら、不利になってしまいます。

共通テストは1回しかチャンスが無いですし、そういった意味でも一般入試よりも難易度は高いです。

私立大学のみを考えている人は、あまり共通テスト利用をするメリットはないので、一般入試の対策を優先した方が良いでしょう。

共通テスト利用で合格できる大学は、一般入試でも問題なく合格できるはずですからね。

国公立大学を志望する場合

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国公立大学を志望する場合は、共通テストの結果を見て、受験のプランを考えることになります。

前期で不合格となってしまった場合は、後期で受験をすることになります。

国公立大学のみに絞っている場合は、多くてもこの2回の受験になることがほとんど。

一方で「国公立大学に落ちたら私立大学に進学する」という場合は、併願校を受験することになります。

併願校を受験するパターンは2つあります。

①共通テスト利用で受験

国公立大学を目指している人は、基本的には共通テスト利用で併願校を受けることになります。

共通テストの得点が良ければ、そのまま私立大学に合格することができますからね。

共通テストの得点で合否が予想できるので、後の戦略も立てやすいでしょう。

結果が出てしまったら、そこからの逆転はできませんから、同じレベルの大学を何校受けてもあまり意味はありません。

1~3校ほど受験するのが、適切と言えるでしょう。
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②一般入試で受験

共通テストの得点があまり良くなかった場合は、一般入試で私立大学を抑えていくことになります。

この場合は後期試験の合格率を考えたうえで、何校受験するかを決めていきましょう。

後期試験を第一に考えるのであれば、私立大学を何校も受験すると負担になってしまう可能性があります。

一方で私立大学にシフトすると決断した場合は、先ほどお伝えしたように、9回ほど受験することをおすすめします。
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注意:乱れ打ちでは合格できない

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複数回受験すれば当然、合格率は上がりますが、それは実力が伴っている人に限ります。

受験する大学とあまりに実力が離れている場合は、何回受けても合格はできません。

運で入試に合格するというのは、大げさな話ではなく、宝くじに当たるくらい可能性が低いものです。

私立大学であれば3教科、合計で大量の問題を解くことになりますから、それがたまたま合格水準を超えるなんてことは、まずありません。

合格の可能性がほぼ無いと感じる場合は、受験回数を増やしすぎると、受験料のムダになってしまうことがあります。

私も現役の時は日東駒専とMARCHを合計12回受験しましたが、全て不合格となってしまい、40万円ほどの金額を浪費してしまいました。
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自分の実力を客観的に見よう

多くの受験生は自分の実力を高く見積もってしまい、「自分は他の人と違う」と思ってしまいがち。

しかし大学受験においては、「自分の実力を客観的に判断する」ことが本当に大切です。

例えば自分の実力が日東駒専レベルであれば、「日東駒専は確実に合格したうえで、どうすればMARCHに滑り込めるか」という戦略を立てて、受験校を決めていくのが最善策です。

MARCHの中でも合格しやすい学部・学科を狙うことで、合格率を上げることができます。

しかし「自分なら何とか、MARCHは合格できるぞ!」と、深く考えずにMARCHを受験してしまうと、不合格となってしまう可能性が高いです。

自分の今の実力を客観的に判断したうえで、どんな受験計画を立てれば、最大限に実力を発揮できるかを考えていきましょう。
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併願校の決め方まとめ

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それでは最後に、ここまでお伝えした内容をまとめていきましょう。

私立大学であれば5~10回、共通テスト利用ではなく一般入試で受けるのがおすすめ。

国公立大学を志望する場合は、共通テスト利用を中心に考え、出来があまり良くなかったら一般入試を受けていきましょう。

乱れ打ちで運良く合格できることはないので、自分の実力を客観的に見たうえで、現実的に併願校を決めてください。

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