大学入試の英文和訳のコツと勉強法!英文和訳がある大学を受ける人へ

1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら

大学入試の英語長文の問題では、英文の和訳問題が出題されることが多いですよね。
私立大学では数問ほど、国公立大学となるとかなり多くの和訳問題が出題されることがあります。
普段から英語を訳す作業は自然としていますから、対策をしている人が意外と少ないんですよね。
そして入試が近づいて、過去問を解いて初めて、「あれ、和訳問題がうまく解けない!」と焦ってしまう。
そうならないように、英文和訳問題の解き方のコツと勉強法を、講師である私が詳しく解説していきます!

英文和訳問題のコツ

英文の和訳問題を書く際のコツは、大きく3つ。

①文脈を理解して、流れに合った訳を書く
②訳せない部分は推測して書く
③不自然な日本語にならないように注意する

この3点を意識して日本語訳を書くことができれば、それだけで和訳問題はバッチリです。
長文の一部分に下線が引かれていることが多く、どうしても下線ばかりを見て訳そうとしてしまいがち。
しかし長文の中で和訳問題を出題するということは、その前後の流れをちゃんと理解できているか、長文を読めているかというところまで問われているということです。

また訳を求められる部分は当然、少し訳しにくい部分が狙われるわけですから、訳せない部分や知らない単語が含まれていることもあります。
わからない部分を文脈から補って、推測できるかという点も、とても大切になるわけです。
訳せないからとすぐに諦めずに、1点でも多く得点がもらえる訳を作れるように、ヒントを拾っていきましょう。

また訳を作る際に、無理やり機械が訳したような、不自然な日本語を書いてしまう人がいます。
「訳す」というのは何も、直訳を作ることではありません。
文脈の中での正しい意味を理解し、それを自然な日本語に変換することが、訳すという作業です。
参考書や過去問の回答を参考にして、自然な日本語訳を書けるように意識しましょう。
1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら

英文和訳問題の勉強法

まずは「英文を正確に訳せるようにする」ことが大前提。
1文1文をあいまいにしか訳せない状態だと、和訳を求められたときに、そのボロが出てしまいます。
それは和訳問題がニガテなのではなく、単純に日ごろから英文を正確に読めていないということです。
SVOCを軸に構文をしっかりと取り、論理的に訳せるようにしましょう。

そこからはひたすら、和訳問題をたくさん解いていきます。
最初は訳のイメージがつかないかもしれませんが、自力でペンを使って、訳を書き出していくことがとても大切です。
そして解説をじっくりと読み、解答を見て、「こういう訳を書けるようにならなきゃいけないんだな」というイメージを描けるようにしてください。
入試までに1題でも多くの和訳問題に取り組んで、訳の質をどんどん上げていきましょう。
とにかく和訳問題は慣れが重要ですから、参考書や問題集で登場した時に、逃げずにちゃんと訳を書いて、積極的にトレーニングを重ねることが大切です。

1ヶ月で早稲田慶應・難関国公立の英語長文がスラスラ読めるようになる方法はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?