如月睦月

やりたいことだけやってるアウトローアーティスト。アルファポリス第20回漫画大賞春の陣・…

如月睦月

やりたいことだけやってるアウトローアーティスト。アルファポリス第20回漫画大賞春の陣・漫画 『ねる』奨励賞受賞。【イラスト・漫画・小説】朗読・ドラマ化・アニメ化・映画化大歓迎です、ご相談ください。

マガジン

  • 小説『Hope Man』

    昭和の真っ只中、出会いと別れを経験して大人になっゆく『龍一』の生き様を描いた物語。

  • 小説版『アヤカシバナシ』

    恐怖・不条理・理不尽…もしかするとそれは、アヤカシの仕業かもしれません。漫画『アヤカシバナシ』の小説版:怪談奇談短編集

  • 小説『FLY ME TO THE MOON』

    いつもの日常は突然のゾンビ大量発生で壊された!ゾンビオタクの格闘系自称最強女子高生が、生き残りをかけて全力疾走!おかしくも壮絶なサバイバル物語!

  • Creation 倶楽部

    イベントやグッズ情報、製作過程や作品に関するお話をさせていただいております。

  • Art Works 倶楽部

    如月睦月イラスト作品

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アーティスト 如月 睦月

Artist 如月 睦月と言う人 グラフィックデザイナーとして日本に限らず海外での仕事を経験。企業のロゴマーク製作や会社パンフレット、メジャーブランドのグッズデザインやノベルティーデザイン、更にはショップのトータルプロデュースや飲食店の内装外装のデザインなども手掛ける。 現在はデザインの仕事をしながらイラスト、漫画、小説等で活動している。 年間100本以上、多いときは年間300本映画を観てしまう映画好き。 ◆2017年よりSNSを使用してイラストの作品発表を行う。

    • 小説『Hope Man』第19話 塚原君

      タカヒロとすっかり疎遠になってしまった龍一。 あれから何度かクラスに顔を出して龍一にちょっかいを出していたが、 龍一は心を許すことはなかったので、いつしかタカヒロは来なくなった。 やっている事は身勝手だ、そんなことは龍一本人がよくわかっている、 だが、龍一の過去にだけは何人たりとも侵入を許すことが出来なかった。 過去をさらけ出すくらいなら友達なんかいらない、そんな思いだった。 『どうせずっと独りだったし』 そんな思いも時折自分の中で『強がり』と言う事を認識しては

      • 22枚目

        楽しかった修学旅行も終わり、中学生の私は写真を現像してもらおうと、 近所のカメラ屋さんに向かった。 いつもの顔なじみのおばちゃん店主は『じゃぁ2日後ね』と言って 受け付けてくれたのですが・・・・ 控えを持って放課後にカメラ屋さんに向かい、 『おばちゃん!出来てるよね!』と声をかけると、 『え、ええ、でも1枚写真に出来なかったのよ・・・』と言った。 『え?写ってなかったとか?』 『いや・・・写ってるんだけど・・・』 『じゃぁなんで?』 『あの・・・写真に出来

        • 逆さま

          小学校、高学年ころの話だったと思います。 心霊写真が爆発的に流行していました。 不謹慎な言い方ですけど大流行りでして、 遠足の写真が出来上がれば全員が霊を探すような状態。 そんなある日、クラスメイトの1人が私とAとBの3人にだけ 『放課後にちょっと見せたいものがある』と言ってきました。 そして放課後、教室に居残りをして数十分 私を含む4人だけになった。 見せたいものがあると言って来たCが周囲をきょろきょろし、 誰も居ない事を確認するとランドセルの小さなポケッ

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        アーティスト 如月 睦月

        マガジン

        • 小説『Hope Man』
          19本
        • 小説版『アヤカシバナシ』
          39本
        • 小説『FLY ME TO THE MOON』
          63本
        • Creation 倶楽部
          111本
        • Art Works 倶楽部
          156本
        • 娯楽倶楽部
          337本

        記事

          小説『FLY ME TO THE MOON』第63話 【外伝】羽鐘のミッション6

          シンゴは指令室を端から端までウロウロし、立ち止まってはモニターが割れる程に睨みつけた、念力が出るわけでもないのにその思いだけで事態が何とかならないかと、もはや超能力にまで頼ろうとしていた。 『シンゴ様にお伝えします』 『おお!コウメ!待っていたぞ!待ちかねていたぞ!状況は!』 『約500の敵に囲まれ、籠城した3名でしたが、多勢に無勢で倒せたのは約100人程度、3人の生体反応も弱っており、完全に包囲されました。』 『なんてことだ…』 『ヘリが一機向かい、熱探知型対空ミ

          小説『FLY ME TO THE MOON』第63話 【外伝】羽鐘のミッション6

          小説『FLY ME TO THE MOON』第62話 【外伝】羽鐘のミッション5

          突貫工事のバリケードで数百人を3人で迎え撃つ作戦のカントリーロード。 好き放題撃たせるのだから得策とは思えない。 しかし今の3人にはある程度集めたら発動させる愛の「銃を無効化するナノマシン」に頼るほかなかった、その後は肉弾戦。 作戦が成功したところで肉弾戦で数百人に立ち向かおうと言うのだ、もはや捨て身の作戦と言う他ならない。 ここで羽鐘が口を開く 『ねぇ、私はほんの少しだけど、あなた達と戦えてよかったよ』 『ああ、俺もだ、初めてできた仲間がお前らで良かったぜ』

          小説『FLY ME TO THE MOON』第62話 【外伝】羽鐘のミッション5

          小説『FLY ME TO THE MOON』第61話 【外伝】羽鐘のミッション4

          ㇱゅんっ・・・・・・・・・・! 羽鐘が修正した3mm、この修正が的中し、2発目は頬をかすめもしなかった。 弾道を読み、羽鐘の初弾。 羽鐘を砂塵が取り囲む…『ふぅ…生きてる、私生きてる』 この小さな島での狙撃にキロ単位をカバーする狙撃銃は持ってこないと読んだ羽鐘は、島の大きさと弾速から察するとざっと500m以内に居ると判断し、次の射撃を待ってその位置を割り出すことにした。 射撃の瞬間の銃の瞬きをじっと待った。 ㇱゅんっ・・・・・・・・・・! 追加でずらしていた右への3m

          小説『FLY ME TO THE MOON』第61話 【外伝】羽鐘のミッション4

          小説『FLY ME TO THE MOON』第60話 【外伝】羽鐘のミッション3

          『あ…出て来た』 約300m手前からライフルのスコープで覗く羽鐘が見たのはヒゲゴリだった。何かあったのだと直感し、緊張感を高めながらスコープで2人の動きを追う。正直な所暗くて周囲がほとんど見えず、建物を取り囲むように設置されたライトが頼りだった。 2人は身を潜めながら物陰から物陰へと移動する、その先にあるもの… 『そうか対空兵器…やっぱり何かあって直接対空兵器を爆破することにしたっすね、でもそっちは結構敵が居るっすよ~…』 ライフルを構え直して呼吸方法を替えた羽鐘。

          小説『FLY ME TO THE MOON』第60話 【外伝】羽鐘のミッション3

          小説『FLY ME TO THE MOON』第59話 【外伝】羽鐘のミッション2

          任務遂行の前日の夜、羽鐘は3人で写した写真を見ていた。 これ以上開かないってくらい開いた口で笑う如月、にっこり優しい笑顔で微笑むパイ、その真ん中に居る自分。よぎったのは「もう会えないかもしれない」と言う不安だった、それほど危険な任務。通常なら特殊部隊が行うような上級レベルの任務ではあるが、シンゴはその特殊部隊でもある為受けたのだろう。 当然だが勝算もなしに受けるはずもなく、自分ら新兵を指名するなどあり得ない。大丈夫、きっと大丈夫…そう信じ、満月を見上げるのだった。 --

          小説『FLY ME TO THE MOON』第59話 【外伝】羽鐘のミッション2

          小説『FLY ME TO THE MOON』第58話 【外伝】羽鐘のミッション

          『ラーの逆十字の残党っすか?』 羽鐘が寝起きで寝ぐせだらけの頭でシンゴを見上げる。 一歩前に出たからいつもよりも顎の角度は高角で、首の筋がピキっと音を立てた。 武術指導担当であり上官のコヤス・K・シンゴは一歩下がって言う。 『まずは顔を洗って歯を磨いてこい』 『いや全部やり終わってるっす』 『櫛くらい入れろ女子だろ!なら座れ』 2人はふかふかで座り心地の良いレザーの椅子に腰かけて向かい合った。 ギュ!と革の音がして羽鐘の跳ね上がった髪の毛が揺れる。 『お前た

          小説『FLY ME TO THE MOON』第58話 【外伝】羽鐘のミッション

          Winny

          実話をもとにした作品なのに、とても丁寧に描かれてきちんと作られているのは珍しい。要らぬ着色や新解釈で事実を曲げたり変な展開を付け加えたり、ぶん投げのような終わり方をするものが多いのに。 地味な話しだが終始緊迫感があり、展開にも緩急があって見応えがある。キャラクターもしっかり生きていてシリアスなのに漫画の様なコミカルさもあり、とても観やすい。ハズレが多い裁判ものですが、これは良かった。

          デッド寿司

          井口監督全開作品で安心感。 武田梨奈さんのファンなので嬉しいしかないけれど、若干アクション少な目なのが残念、と言うより戦う相手との差があり過ぎるので、武田さんがちょっと押さえてる感じがしちゃってるんですよね。 井口監督作品のファンであれば問題なく観れますが、ちょとだけパワー不足感を感じましたけどね。

          デッド寿司

          +3

          新作着手

          +2

          ストレンジ・ネイチャー

          物語が動くまでがやたら長いのだけれど、その長さもそんなに気にならないほど興味を持てました。 いわゆる社会派とでも言うのでしょうか、環境汚染や寄生虫やで生態系がおかしなことに… 単なるパニックホラーと思いきや、人間の嫌な部分をしっかり描いていたりするのでしっかりと見れたのだと思います。クリーチャーも丁寧に作られていますね、ホラー全盛期のCGの無い時代を懐かしく思える感じです。 あぁそれだ、懐かしのホラー感が強いから楽しかったんだ。

          ストレンジ・ネイチャー

          エクスカリバー

          エクスカリバー

          実写ドラマ「フォールアウト」シーズン1

          ヒロインの顔が印象的で、どこで見たかなーと思ったら、エラ・パーネルさんでした、キック・アス ジャスティスフォーエバーのドルチェですね。あと、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのエマ。 fallout4を死ぬほどやった私の観点からですと、最高の完成度の高さです、これ以上無理でしょうってくらい作り込んでいます。そんなにえげつないとは言えないけれど、暴力描写や残酷描写もゲームの世界観を損なわない程度には魅せてくれるのでありがたい。 falloutの持ち味でもあるので、そこが温いと

          実写ドラマ「フォールアウト」シーズン1