子供のサウンドクリエーター講座

DTMとは?

子供のサウンドクリエーター講座と称して
春休みに講座を打ちたく、
昨日、数人生徒にお願いして、
デモレッスンを行った。

いやぁ…子どもはすごい!
想定していたこととは異なり、
根本をちゃんと考えてたのか?と、
自責の念に花が咲いてしまいました…

あの…芝生のピアノと同じく
行ってから色んな問題が出て来た感じ…

私の根本的な考え方を整理しました。

DTMは手段であって、目的ではなく、最終的に音楽を作るためのいわゆる「道具」であるということ。

子供達…我々音楽教育に携わる者としては、
どんな手法で子供に音楽を楽しくというても、
皆結局は練習に明け暮れないといけない訳で、
その経過において見えるものは「楽譜」のみ、
楽譜の奥にあるニュアンス、立体感、様々な演奏ジャンル、スタイル、音楽の仕組みetc…を伝えるのに苦労すると共に、どうしてもテクニック…これが上達しないと表現できないので…指導に偏りがちになる。
その間に「別に音楽家になる訳じゃないし」と、ソコソコな所で見切りをつけてピアノを辞めてしまう、(自責の念が大いにある)

DTMの大いなるメリットは、
(子供からみると…)
①1つの楽曲が目に見える
②リアルタイム入力もできる
その際間違えてもパソコン上で直せる。
③楽譜に出力できる?
④ジャンルの幅が広がる
⑤「練習しないと完成しない」概念から離れられる(弾けないと完成しないので)
⑥クオリティ高いものが弾けなくても
完成させられる(あくまでも本人の演奏レベルよりは、ということ)

こう言った体験を通して、

①練習で詰まっている子供達に、
先々の見通しを立ててもらう。
(今やっていることがこの様に役に立たつ事例)
②アナログ力の大切さ
③デジタルの敷居を下げる。
④ジャンルの幅を広げる
⑤固定概念からの解放

子供達に…と限定したのは
ピアノレッスンで型にハマらない生徒は発想が柔軟な生徒が多い。
でも不器用、そして自己肯定感が薄い子が多い様に思う
早期にDTMに触れることで
自分の世界を表現できるのではないか?
多様化したメディアの中で新たな才能を早期に開花できるのではないか。
そんなおもいも持っています。

その中で、どの様に導入アプローチしていくのか…ここに今煮詰まりを感じています。

発想、変なんかな…おかしいんかな…
また色んな人巻き込んで…ホンマあんたいい加減にしなあかんで〜〜と
自分に突っ込んでおります(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

アナログ力、デジタル力、
音楽でも両方持てる生徒を育てたいなと、
そうすると
ジャンルにとらわれず自由な発想と共に、
それはきっちり「専門力」をつける事になる。
と言うことは、
コンクールだけに躍起にならずとも、
質の高い生徒を育てる…
そんな教室にしたくて…というか、
ずーっと思ってたことって、こう言うことやったんかなぁと今更ながら気付いたと言うか…

時代の移ろいが早い中、
変わらないもの、大切なもの、の為に、
変えていくもの…
子供達に、子供達を育てる大人に、
響くもの…を考えるスタンスは、
私はずっと変わらんなぁ…

#徒然 #DTM #こどものDTM #音楽#指導


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