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キャラクター至上主義に疑問を持った日

おはようございます。『鬼滅の刃』の売れ行きに度肝を抜かれて、理由を解明したい松野です。


今日はキャラクター至上主義について考えようと思います。

僕は高校生の頃から漫画を描いています。この情報社会では、描き始めからプロの漫画家さんや編集者さんの金言がこれでもかという程入ってきます。(情報過多は否めない)

その中に「キャラクターが重要」というキャラクター至上主義の情報も多くありました。

初期に取り入れた知識過ぎて、大学生の途中まで当たり前のように持っている価値観でしたが、ある日「あれ、俺ってなんで、キャラクター重要って思ってるんだっけ?」と情報に価値観を縛られていることに気づいたんだぁ!!(唐突な大声)


ストーリーが先行の作品

しばしばキャラクターとストーリーどっちが大切か?と語られることがあります。僕はここで考えました。ストーリーが先行してる作品あるよなぁ、と。

ストーリーの展開や謎に面白みを置く作品(小説に多い?)。ここで僕は「やっぱり!キャラクター重要なんて、洗脳じゃないか!!」と机を叩きました。例外にするには大きすぎるだろう!と。

では、キャラクター至上主義が言われる理由はなんなのか?

商業誌であるということ

「キャラクターが重要だよ」というプロの漫画家さんや、編集者さん。

プロの漫画家さんとは商業誌で連載してる人のことを指しました(今はその限りではないですが、、)。編集者さんというのも商業誌の編集さんです。

商業誌である限り作品はお金にならなきゃ潰れてしまいます。

キャラクター至上主義を訴えていたのはそういう人たちである、ということです。

ストーリー先行でも作品は面白くなるでしょうが、マネタイズを考えた時、ストーリーが売りの作品は弱くなってしまいます。

キャラクターであればグッズ展開など、2次展開の可能性が明確に示されます。

商業誌であることがキャラクター至上主義のキーになることは間違いないでしょう。


ファンはどこにつくのか?

ストーリーに仕掛けがあってすごい作品があります。その作品が大好きになった読者のAさんはその作品が「面白かった」という感想で止まるか、もしくはその作品の作者のファンになると思います。

作者のファンになって貰えば、次の作品にもお金を落としてくれるでしょう。

では、キャラクターがすごい作品はどうでしょう?

その作品が大好きになった読者のBさんはキャラクターのファンになるかもしれないし、その作者のファンになるかもしれません。

キャラクターのファンになった時は、そのキャラのグッズにお金を落としてくれるかもしれません。スピンオフを買ってくれるかもしれません。同人誌を描いてくれるかもしれません。

もちろん作者にファンがつけば、次の作品も買ってくれるかもしれないです。

このようにキャラクターに力を入れた作品は、市場が大きくなります。ファンは“人”につくのだと思います


ストーリーにファンがつき、市場が生まれる瞬間とは

「ストーリーが好き=作者のファンになる」という構図からはお金が生まれますが、「ストーリーが好き=ストーリーのファンになる」からはお金が生まれにくいと思います。

ただ、ストーリーにファンがついた時に市場が生まれる瞬間はあるんじゃないかな?と。

それはそのストーリーがジャンルになる瞬間だと思います。(もちろんこれはその作者には1円も入りませんが)

例えば「異世界転生モノ」のような。

ストーリーのギミックが好かれ、パクられ、次にはジャンルになる。その時、そこには大きな市場が生まれるのでしょう。


キャラクター至上主義に疑問を持ったら思わぬところに着地しました(びっくり)。

今日は商業誌がベースでのキャラクター至上主義について考えました。

今度は商業誌ベースではないところではどうなのか?ストーリーベースはいけるのか?また他に対抗馬はいるのか?などなど考えた記事を書こうと思います。

ではこの辺で。お仕事もどりまーす(魔のネームスパイラル)

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漫画描き。ジャンプ+アナログ部門賞準入選作品→ https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156683918490
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