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ブレスト廃止のススメ

ただでさえ副業は時間がないので、効率が大事!

松永:副業ってまじで時間なくて。ゆうて本業もがっつり仕事してるし、俺の子どももまだ小さいから、嫁が手空いてない時とかは相手したりして、あっという間に夜中になる。
結果、ほぼほぼ作業は土日か子どもが寝静まった夜中とかしかないのよね、、、
そんな中で質の良い企画をどれだけのスピードで出せるかは命題になってくる。

松永:その上で、以前制作した”稲村ヶ崎お散歩ツアー”のアイデア出しのときを振り返ると、当時いた3人のフルメンバーでブレストしてたんだけど、良いアイデアを絞り出すのって相当エネルギー使うし、それを副業で毎回案件ごとにブレストするといくら時間があっても足りないな…って笑
到底、その環境じゃまわらないってなった。

結果、ブレストやめました

松永:何で時間かかるかっていうと。ブレストって否定しない文化みたいなのあるじゃん? だから、永遠とアイデアでるだけでて、絞る時にも否定できなくて、全部取り入れるとかなりがちで、無難な意見になったりする。”あれもいいね”、”これもいいね”ってなると方向が飛び散りすぎて、結局わからならなくなっちゃう。それ以降、あんまり白鯨で、いわゆるアイデアブレスト的なのはやってきてないのよね。

松永:そこでやり方変えました!企画とかコンセプトは1人で固める。それを共有して、意見もらいつつブラッシュアップしたり、また0から考えたり。複数人で話す時はCMアイデア出しましょうっていうより、伝えたいことを深める、っていう時間を多めに取りたいから、アイデア出そうって時間はあえて設けてない。最初はちょっと、意見をぶつけるときギスギスしちゃうかもだけど、それを乗り越えて意外性のあるものをつくってく、って感じやね。関係性さえできてたら、面と向かってびみょいものはびみょいって言えるし、率直な意見を言い合うことで精度を高めていくことができるし、早く結論に辿り着くことができる。田中が書いてきた絵コンテおもしろくなさすぎて、実際に「おもしろくない」って言ったしね。笑

田中:あったね。笑 でも言う通り、0から進めていくよりは、ある程度ベースあったほうが議論は圧倒的に早いかも。方向性絞って考えることができるので、深いところまで議論ができて、結果おもしろいものができていく気がする。

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得意な1人が企画を作って、それに対してみんなで意見を出し合う!

田中:たとえば「CHO-KATSU」は、腸活を研究している教授から「”腸活”と”管理栄養士”の啓発を映画を通してやりたい」とオーダーがあって。この時点で、俺らに知見のないアカデミックなテーマだし、ましてや映画となると、人を楽しませる”エンタメ”なので、一筋縄ではいかないお題だったんだよね。

松永:そうそう。”腸活”と”管理栄養士”って結構堅いテーマだから、とっつきやすいものにするために引きのあるストーリーとキャラ設定にする必要があるな、と思って。そこから、俺で預かってシノプシス(物語の要約)と、作品を広めていくためのプロモーション展開も合わせて、1人で作り上げていったんよね。

田中:他のメンバーで万里が持ってきた企画全体に対して意見を出してって、微調整を入れていく。っていうのが、結果スムーズだし、ここ最近の白鯨の基本のスタイルですね。

スタジオ白鯨が企画・撮影を担当した、新感覚 "腸活" 恋愛コメディー「CHO-KATSU」はこちら!

コラム:シオネのつぶやき

”企画に至るまでのそもそものアイデア出しはしない”、副業という時間に限りのある働き方で質の高い映像を作っている白鯨ならではの進め方なのではないでしょうか?
個人でできることは個人で、集まって意見を出すときは効率的に。副業始めてみようかなという方にとって、仕事の進め方のヒントになれば嬉しいです◎
それでは、今回はこのへんで!

前回の記事

#10では動画コンテストで入賞経験が多数ある白鯨にその秘訣をお聞きしました。白鯨のバリューでもある、意外性を狙った制作の裏側のお話が覗ける、前回の記事はこちらから▼

(文:イタマツシオネ)

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