猫と暮らす その25 くんかくんか

ゲームをしているとき。
ゴロゴロしているとき。
椅子に座っているとき。

決まって嗅がれるのだ。足の裏の匂いを。

通りすがりに、とても自然にごく当たり前の行為のように嗅ぎ、
特に臭そうな表情をするでもなく、チェックして無表情のまま去っていく。

奥さんの足にはやらない。
なぜ私だけなのだろう。
そんなに臭いか?
はたまた自分の縄張りの匂いでもするのか。

奥さんはこの状況を見てニヤニヤしながら「臭いんじゃない?」と嬉しそうに言う。

いつの日か奥さんも足の裏を嗅がれればいいのだ。
そのときには言い返してやろうと思う。

2018.5生まれの2匹の猫ズとの生活の出来事、おもひで。 ハチワレのオス ムッシュ キジ白のメス マダム はじめての猫、はじめての多頭飼い。手探りの共同生活で気づいたことや思い出のログとして、駄文を書き留めています。