猫と暮らす その17 距離感

猫ズがやってきて、もう3ヶ月が経とうとしている。

あっという間だ。

ついこの前まで来て2ヶ月だったはずなのに。
私の1か月分の日記はどこへ消えたのだろう。

そんなサボりはどうでも良いとして、
彼らとの暮らしは相変わらず多くの笑いと和みと
少しの絶望でできている。

猫ズとの暮らしは一緒にいるだけで、不思議な満足感があり、
彼らの動きや表情を見ていると微笑ましく、愛おしい。
そして、ものが散乱している惨事(シリアルが部屋中に散らばっていたときは本当に泣きそうだった。)に少し凹み、諦めと反省を胸に刻み、笑顔に切り替え片付けをする。
この繰り返しなのだけれど、小さな変化が毎日あって楽しいのだ。

3ヶ月も共に生活をすればお互い少しは仲良くなるもので、すっかり当初の初々しさは消え、遠慮の少ない関係性になりつつある。

猫達はヒトの食べ物への遠慮がなくなり、
人たちは猫へ触れようとする欲求の遠慮がなくなった。

はじめの頃はお互いおっかなびっくりで、
ちょっと触れ合っただけで、あんなにキュンキュンしていたのに
今や、「いかにして食べ物を手に入れるか」という猫の思惑と
「どうやって長いこと触ることができるだろうか、撫でたい」というヒトの
欲望が交錯するなかなか素敵な様相を呈している。

そのへんの攻防はまた次の機会に。


2018.5生まれの2匹の猫ズとの生活の出来事、おもひで。 ハチワレのオス ムッシュ キジ白のメス マダム はじめての猫、はじめての多頭飼い。手探りの共同生活で気づいたことや思い出のログとして、駄文を書き留めています。