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次男の夏休みの作文「きょうだいとして」

夏休みの課題で我が家のお家芸『いのちのつながり』という短い作文を書いて応募するものがあります。

今年は、小学校3年生の次男の作文がいいなぁと思っています。

以下転載
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ー きょうだいとして ー

ぼくには弟と兄がいます。

その二人とも病気になって2人は入院したことがあります。

でもぼくは入院したことがありません。

その間、兄弟がいないし、

お母さんたちも付き添いをしていて会えないからさびしかったです。

ぼくはその時、さびしいのをガマンしていて、

お母さんがそれに気づいてくれました。

だれも気づいてくれないと思っていたので、うれしかったです。

ゆうきを出して自分の思いを口にしてみたから、

気づいてもらえたんだと思います。

ふつうの生活にもどれてよかったです。

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ちなみに勇気を出して口にしたのは、彼が幼稚園の年長さんの時の話。

まだ小さいしそんなこと大した問題じゃない
仕事など大人の都合の方が優先する

からと、
「家に帰りたい。家で寝たい」
という要望を汲んでもらえなかった小さなきょうだいたち。

代替えが効かないことってあるんです。
無理をしてでも、その気持ちを汲んであげないと、
ずっと心のしこりになる。

子供の気持ちに気づけないのは、そのまた上の親の代からのケア不足だとすらわたしは思います。

大人が思っている以上に、子どもは人です。

⏩ 3年前、同じ課題で長男が書いた作文を掲載しています。

大人が思っている以上に、子どもは「人」なんだ



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