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StringraphyLabo について

Momo Suzuki / StringraphyLabo

StringraphyLaboとはストリングラフィ演奏家の鈴木モモによる実験室です。

ストリングラフィとは…
ストリングラフィは作曲家/水嶋一江が1992年に考案した、絹糸と紙コップでできたオリジナル楽器です。絹糸で紙コップで作った糸電話をピンと張って糸をこすると紙コップがスピーカーになって音がでるという仕組みを用いて、糸の長さを変えることにより音階を作り、ソプラノ・アルト・ベースと音域を変えた3台の楽器でアンサンブルを行います。ベースの長さは13Mにも及びます。
そもそも水嶋一江は作曲家として曲を書いていましたが、自分の作った楽器で曲を作りたいと思ったことを期に、この大きなオリジナル楽器が創り上げられました。きっかけとなったのは水嶋が参加したパフォーマンスフェスティバルでのこと、森の中の木々に糸を張り巡らせてオトを出すことでイメージがくらみ、部屋を糸だらけにしたりピアノから糸を張ったりするパフォーマンスののちに、糸だけでは共鳴しないので、様々な素材を試してみて最終的に紙コップが一番いい音が出たというところから糸電話になって、試行錯誤して最終的にアンサンブルに至りました。

その水嶋一江考案のストリングラフィを2002年から演奏しはじめて、アンサンブルで各地で演奏することになる鈴木モモが、オトの可能性を追求するべくはじめた実験室がStringraphyLaboです。3台の音階の出るストリングラフィではなく、水嶋一江がはじめた頃のような1本で出せる「オト」に重きを置いた空間やオト作り…それは進化した楽器を退化させるような試みにも見えるかもしれないけれど、現在まだ進化中の世界に一つしかない新しい楽器を長く演奏してきたからこその、ストリングラフィという楽器のさらなる進化、未来の在り方、そして新しい形を探っていきたいと思っている実験室です。今後もよろしくお願いします。


StringraphyLabo http://stringraphylabo.com/
水嶋一江&ストリングラフィ・アンサンブル http://stringraphy.com/