アファーマティブ・アクション
ごきげんよう、美禰子です。センター試験は振り返らず京大一直線です。
でも入試は精神障害者である私にとってキツイものです。京大や早稲田大学ともなると健康な人でもきついんじゃないでしょうか。
大阪府立大学には障害者特別入試があります。
以下、大阪府立大障害者特別入試作文下書き
私は母子家庭で育ちました。小学校、中学校といじめで不登校になり、統合失調症と診断され高校は中退せざるを得ませんでした。そんな経験をしたからこそできることがあると強く信じて生きていました。
私はまだ本当には解明されていない統合失調症を解明するし、無理解を理解に導き、偏見をなくします。例えば心身喪失で無罪になるときに問題視される理性とは何かという問題です。
貴学では社会福祉士の資格をとり、卒業後に精神保健福祉士の資格もとり、障害者や社会的弱者とされる人はもちろんのこと全ての人を慈しみたいです。なぜなら全ての人は老いるからです。
資格をとると書きましたが、私は実際ソーシャルワーカーの方と病院で関わっています。実は彼らの仕事に不満がありました。一生懸命仕事をなさっていたし、個人的問題で不満があったわけではありません。もっと制度的問題でこの仕事にできることはないかずっと考えてました。きっと病気と直面する医療関係者も同じ気持ちをもっているとおもいます。完治できる病ではないから余計にそうだと思います。だからこそ私は大学で深く学び、ボランティアなどを通し人間性を深め、肩書きに囚われない、私にしかできない職務を全うする所存です。何より人に寄り添い、人を理解し、人を愛せるように。
貴学を志したのは差別是正である障害者特別入試を知ったからです。私はこの差別是正はずっとずるいことだと思ってました。障害者に甘んじることは負けだと思ってました。でもこの差別是正の考え方を深く理解する貴学で学ぶことができるなら、障害者である私にとってそれ以上の幸せはないです。
また私は定時制高校で、数々のサポートを受けられたから卒業することできました。貴学で学べるスクールソーシャルワーカーにも興味を持っています。
センのケイパビリティという考え方を授業でしりました。受験をしていたから深く立ちどまって考えられなかった考え方です。大学ではまずこの考え方の理解から始めたいと思っています。
私はいつも微笑んでいて幸せそうだねと言われますし、実際幸せです。障害を持つ人も輝ける社会を私は私個人ではすでに実現しています。それをもっと広げたいです。もっとみんなに笑顔になって欲しいです。そのために、私の人生を捧げます。
以上。福祉って何でしょうね。
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