採用担当として思うこと

最初の記事にも書きましたが、、、いろんなエントリーシートや企画書を見たり、面接でお話させていただくのですが、マジで厳しいです。基本落ちます。
ゲームクリエイターって「なりたい職業ランキング」に載ったりしているので、普通に1000人とかの応募が来ます。
もちろん会社や年度で違うでしょうけど、大手でも採用数は10人前後じゃないでしょうか。
その中で何かに突出しないと内定が出ない。
王道は新卒採用って書いたんですけど、結構な倍率を勝ち抜かないといけないです。

中には「正直厳しいな」って感じの人もいましたが、「書き方や話し方が分かってないんだろうな」「本当は優秀なんだろうな」という人もたくさんいて、「だけどこの受け答えだと通せないなあ」ってことで不合格にしたケースが多々ありました。

で、ネットで色々調べてみたんですけど、ちょっと違うなあと。

内定貰った人の記事や情報はたくさんありました。
気を付けたことや意識していること、実際に提出した書類、分析など、良いことがいっぱい書いてありました。
でも採用する側から見るとちょっと違うんですよね。「そんな所見てないよなー」とか、逆に「そういう風に見てるんだー」って感じることが多かったです。

後はキャリアサポート系のインタビュー記事。「こんな人が求められてます!」みたいな人事担当者との対談みたいなヤツ。
間違っていないんですけど、中身がない。
公式の記事だと「そう言うしかないよね」みたいな内容になってしまうんでしょうねって感じました。

で、採用する側から見たポイントやコツを書けたらなあって思っていました。
書類選考や面接、インターンで感じたことをメモっていて、「こうしたらいいのに」っていうことをまとめていたんですよね。
で、誰にも見せないってなると意味ないなあ、、、どこかで公開するか!って思ってnoteをはじめました。
ちなみにこの記事は今書いてます。今後も書きためたものと織り交ぜていけたらと思っています。
書きためていた方は○章と記載するようにします。

正直僕は面接のプロではありません。人事の専門家でもありません。ゲーム制作の合間で採用業務をしています。他の面接官もそうです。人事の人もいますが基本的に現場の我々が質問して合否を決定します。
なので、「この人の良いところを引き出してあげよう」とか「こう聞いたら答えやすいだろう」みたいな配慮ができていないことも多いです。エントリーシートを細かく読み取る時間もありません。
そういう中で突出できるアピールができないと埋もれてしまいますので、まずはそこを理解して書類を書く、面接に挑むのが大事だと思っています。

ということで、、、最初に書きましたが競争率は高いです。基本は落ちます。
だからいっぱい受けましょう。
もちろん志望順位はあるでしょうが、内定が出たところに行くのが良いと思います。
その会社で実績を積んだら、次は経験者として中途採用で目標だった会社を受けられます。中途採用は実績重視です。頑張ったことがそのまま評価されます。

コロナの影響で21卒以降の就活は厳しくなるかもです。
そんな中でゲーム業界で頑張りたいって人に見てもらえたら嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?