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#6『20代でしておきたい17のこと』を20歳の私が読んでみた

本をブログとして長文を書くことはこれが初めてとなるかもしれません。

最近大学の勉強と語学勉強に追われて、なかなか本を読めていなかったのですが
たまたま本屋さんによる機会があったので買ってみました。

この方が著書で繰り返し述べているのは、
20代は若くチャンスがあるから、
失敗を恐れずにとにかくやりたいことに飛び込むべきだということ。

私はこの20年間、常に何かしらの目標を持ちいつか大物になるという目標を果たすことのみに焦点を当てて生きてきました。
自分のこれまでも、今の原動力も
全ては発達障害・いじめ・挫折等の悔しさからきているからです。

それに加えて猛烈な負けず嫌いであるため、
自分の人生を思い返すと、常に常に生き急いでいてゆっくり息をつけたタイミングはあまりなかったように思います。

そのため、わざと周囲の視座に合わせないために1人になることも多々ありました。

しかし、人生で大切なことは仕事だけではない、という言葉を読んだ時肩から力が抜けた気がしました。

前回のブログで繰り返し、経済的な成功は幸せと結びつかないと語りましたが、それは実はこの著者である本田さんの言葉をお借りしたものです。




20歳というのはすごく難しい年齢で、
自分で責任を取ったり、アイデンティティを説明することを求められるタイミングが徐々に増えていきます。

私のアイデンティティは中々説明するのに苦労が必要となります。
何度か学校を転校し、人生の道も変え、少しの国際的なバックグラウンドもあります。

英語が喋れるけど、長期の海外留学経験はないしIELTS6.0〜6.5くらい。
バレエでプロを目指していたけど1〜3位などの賞は取ってないし、国際コンクールにも出てない。
二浪したけど、ちゃんと受験したのは初めて。

何というか、色んな経験を経てきても、何というか中途半端に感じてしまうところがあるのです。

こういうふうに思う必要はないかもしれませんが、私は完璧主義の傾向があり不安を感じやすいのも理由の一つだと思います。

しかし、この著者の方はそんな私に少しの希望を与えてくれました。

『色んな経験を積んだ人は、良い文章が書ける』
『成功者は10代、20代のうちに大きな失敗をしている』

私の人生はあまり舗装されたものではありませんでした。でも、こうやってもがきながらも這い上がってきたからこそ、誰かに強いメッセージを与えたり感動を与えられる文章を書けるのではないかとも思ったのです。

人生は仕事だけではない、
遊びも、勉強も、キャリアも、友達も、家族も全てを含めたものが人生。

夢に人生を費やしてきた私にとって、休むことこそが実は一番難しいことなのかもしれません。

でもその経験全てがいつかその人の味となって現れる。

力が入ってると思ったら、息を吸って吐いて。

自分を追い詰めすぎずに、一歩一歩進んでいきたいです。

そして何よりも、これまでおざなりにしてきた人への温もりや愛情を大学期間で培っていきたいと思いました。


読書の利点は、こうやって狭くなった視野を広げて新しい見方を教えてくれるところだと思います。

だから皆さん、ぜひ一緒に本を読んで、豊かな人生を切り拓いていきましょう。

読んで頂きありがとうございました📝

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