2020年もストレートエッジをよろしくお願いいたします。

株式会社ストレートエッジの三木です。
弊社は主に作家のマネージメント業務、ならびにIPのプロデュース業務をコアとしています。

弊社のミッションは、『携わるクリエイターが創るIPを媒体に依存せず最大限に拡張し、多くの人々に知ってもらうこと』です。

2016年4月に設立し、はや3年と8ヶ月が経ちました。最初は僕一人で始めた会社も、今では15名の仲間と共に歩むことができています。

やりたかったことをできるようになったり、想像もしなかったことが実現したり、ゆっくりとですが着実に、自分なりのビジョンが描けてきたように思います。

もちろん挫折もありましたし、思わぬアクシデントで企画が頓挫したり、不可抗力で経営に打撃を受けたこともありました。

全体としては、正直に言うとこの一年は不甲斐ない一年であって、成果をきちんと出せたとは言えない現状であると自戒しています。

しかし、そんな一年でも、それなりに種を撒くことができました。その種たちは『次の三年』で芽吹き、大きな花を咲かせてくれると確信しています。

毎年この時期に一年間を総括しているので、新年のご挨拶とともに、ストレートエッジにとっての2019年を振り返っていきたいと思います。

2019/1
『のうりん』『対魔導学園35試験小隊』などのイラストレーター、切符さんとマネジメント契約したことを発表しました。
これからは、切符さんのオリジナルIPを展開できるように頑張っていきたいとと思います。

2019/2
川原礫さんが作家デビュー10周年となりました。
10周年を祈念して、アニメ化をはじめとして様々な企画を一年間で展開しました。

2019/3
VRゲーム『東京クロノス』が発売されました。
シナリオプロデュースを務めました。ますます広がっていくVR市場におけるリッチテキストコンテンツとして今も注目されているタイトルです。

2019/3
アーケードゲーム『ソードアート・オンライン　ディープ・エクスプローラー』の稼働が始まりました。
コンシューマ、スマホアプリ、VRなど様々な媒体で展開してきたSAOゲームですが、ついにアーケードにもなりました！　シナリオの監修を担当しています。

2019/3
アニメ『ソードアート・オンライン　アリシゼーション』の放送が終了しました。
2018年10月から2クールにわたって放送していたアニメが無事最終回を迎えました。

2019/3
アニメ『とある魔術の禁書目録III』の放送が終了しました。
こちらも同じく2018年10月から2クール放送したアニメが無事最終回を迎えました。この禁書目録第三期から始まった『とあるプロジェクト』は、このあともまだまだアニメ化が続いていきます！

2019/3
『ノーゲーム・ノーライフ』の榎宮祐さんとマネジメント契約したことを発表しました。
これはいつかどこかでお伝えしたいのですが、出会いのきっかけは数奇な運命の巡り合わせで榎宮さんとご一緒することになりました。今現在も榎宮さんIPの展開・拡張を目指し日々打ち合わせを行なっています。2020年はファンの皆様の期待に応えられるよう頑張りたいと思います。

2019/4
鎌池和馬さんが作家デビュー15周年となりました。
禁書目録第三期アニメのみならず、スピンオフのアニメ化、そして他にも出版企画を検討しているので、こちらも2020年早めにお知らせします！

2019/4
ブラウザゲーム『エンゲージプリンセス』が配信されました。
ドワンゴと電撃文庫がおくるブラウザゲームです。伏見つかささん(とストレートエッジ)がシナリオ・世界観のプロデュースしています。

2019/7
アニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか ？』の放送が開始されました。
ストレートエッジは本コンテンツには直接関わってはいないのですがイラストを契約作家の飯田ぽち。さんが担当しています(弊社は飯田さんのスケジュール管理のみ)。

2019/7
アニメ『とある科学の一方通行』の放送が開始されました。
『とあるプロジェクト』の第二弾アニメです！！　そして2020年1月からは、アニメ『とある科学の超電磁砲T』の放送が開始されます！

2019/7
スマホアプリゲーム『とある魔術の禁書目録　幻想収束(イマジナリーフェスト)』が始まりました。
『とあるプロジェクト』のゲーム展開です！　未曾有のキャラ数を誇る、とあるシリーズですが、そのキャラを出来る限り登場させるのがコンセプトのゲームです。アニメ未登場のキャラもバリバリに出ます。シナリオの監修を担当しています。

2019/8
アプリサービス『LINEノベル』が始まりました。
LINEマンガやLINE MUSICを展開するLINEによる小説投稿プラットフォーム『LINEノベル』。一般投稿者の作品も自由に読めますし、プロの作家さんの書き下ろし作品も『読めば読むほど無料で読める』方式で閲覧できます。令和小説大賞もただいま選考中です！！

2019/8
SAO10周年イベント『SAOエクスクロニクル』が開催されました。
川原礫10周年を記念した大規模展覧会です。秋葉原UDXを二週間貸し切って開催しました。
余談ですが、弊社ストレートエッジが初の版元となった『SAOマテリアルエディション リミックス』を同イベントにて先行販売いたしました。現在も通販受付中ですので良ければ是非！

2019/9
スマホアプリゲーム『ゼノンザード』が始まりました。
バンダイとストレートエッジによるデジタルTCGアプリゲーム。『ブギーポップは笑わない』の上遠野浩平さんが世界観を担当してくれています！！
ゼノンザードは2020年もいろいろあっと驚く仕掛けを用意しているので、是非楽しみにしていてください！

2019/9
ブラウザゲーム『エンゲージプリンセス』のサービスが終了しました。
プレイヤーの皆さまには大変申し訳ないのですが、弊社の力及ばず、残念ながら早期サービス終了となりました。プレイしてくださった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

2019/10
アニメ『魔法科高校の劣等生 来訪者編』の続報が発表されました。
電撃文庫の秋のイベント配信の番組内で、同アニメが2020年に放送されることが発表されました。
2020年1月より、第一期アニメの再放送が始まります！！

2019/10
アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』の放送が開始されました。
2016年2月に第一巻が発売された『俺好き』がついにアニメになりました。ストレートエッジ発足と同じくらいの時期に始まった作品ですので、とても思い入れが強いです。このアニメは原作者の駱駝さんが全話アニメ脚本も担当されています。

2019/10
アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の放送が開始されました。
SAOシリーズもっとも長く熱い戦いを描くアリシ編の最終局面のアニメ化です。ここまで長く続いてる作品をアニメにしてくださってとてもありがたいです。

2019/11
アイドルプロジェクト『IDOLY PRIDE』が発表されました。
ラブライブ！の花田十輝さんと、クオリアーツ、SME、ストレートエッジの三社が贈るアイドルプロジェクトです。まだまだ詳細はこれからなのですが、2020年はどんどん情報をアップデートしていきますので、ぜひチェックよろしくお願いいたします！

2019/12
スマホアプリゲーム『SAOアリシゼーション・ブレイディング』の配信が開始されました。
バンダイナムコによるSAOの新作アプリゲームです。今回はアリシ編を舞台にしつつも、SAO、ALO、GGOの世界も体験できるスペシャル仕様となっています。シナリオをストレートエッジが監修しています。

2019/12
『神角技巧』ゲームの開発中止をお知らせしました。
こちらも残念な結果になってしまい本当に申し訳ありませんでした。この物語自体は、何らかの形で皆様にお届けしたいと考えておりますので、2020年はその施策も練っていきたいと思っております。

※毎月の刊行物については割愛させていただきました。著作物について詳しくは弊社公式サイトの[WORKS]をご覧ください。

以上が、ストレートエッジの2019年でした。

いろいろと発表できた反面、なにかを成し遂げられたかといえば、否でした。
もっとうまくできたんじゃないか、もっともがけたんじゃないか、そうすればもっと良い結果になっていたかもしれない……と自身には反省しかありません。

だからこそ、今年2020年は、去年よりもさらに愚直に尖って、ストレートエッジで突き進みたいと思います。

神頼みではなく、自分たちの力で結果を出していけるように。待ってくれているファンの皆様に喜んでもらえるように、社員一丸となって頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします！！

具体的なところも書いておきます。
2020年は、

・弊社と新たにマネジメント契約を結ぶ作家さんのお知らせ
・新作アニメの発表
・新作ゲームの発表
・新企画の発表
・優秀な人材の中途採用

などを予定しています。すべて気合で取り組んでまいります。

最後に。
ずいぶん遅くなってしまいましたが、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。