見出し画像

vol.3 表現することを厭わない

考えすぎてしまう人へ。人生を好転させたいと悩むのであれば、行動を躊躇せず、表現することを厭わないこと。これが未来を理想へと切り拓くキーポイントとなる。


最近は特に「表現」に対しての重要性が語られているように思う。
ここで再度、自分の中の表現に対する認識を再認識しつつ、「表現活動をしてみたいけど一歩を踏み出せない」と感じているあなたに、
表現の楽しさについてお伝えしたい。

■なぜ「表現すること」が大事なのか

結論:表現することは「自分自身を認めること」だから。

自分の内側に秘めたありのままを外側に向けて表現することで、
自分を再認識するとともに、SNSという多くの人が利用しているサービスの中で自分自身に魅力を感じる人と繋がれる機会にもなる。

☑︎現代の「表現」は隔たりがない

というのも現代において、表現というのはとても身近なものになっている。 SNS(X、Instagram、TikTok等)でいつでも気軽に自分自身についての発信ができる時代。

一昔前では、表現の場自体が非常に少なかった。
雑誌、書籍、新聞、TVぐらい。公か私か、の区分けしかなかった。

今では属人性を持たせつつ、公私を混ぜた発信ができる。
確かに身近に存在しているような他人ではあるけども、自分にはないようなモノ(感性・知性)がある、そんな人がいて。一種の憧れのような。

例えば、最近だとミニマリズム、オーガニック、ナチュラル系が顕著かもしれない。

(余計なモノを購入しない、無駄使いをしない生活形式に憧れを持つのはもちろん) シンプルに生活している人は余分なものがなくて、その分個人が露出しているというか。 個人の魅力の原石が磨かれて、モノにまみれて原石が隠れてしまっている人よりも輝いて見える。

写真系アカウントもかなり人気がある。
写真が上手く撮れるというだけで、その人の個性が「他者にはないモノ」であるし、何より写真を上手く撮れる→情緒(特に憧憬)に響く。

上記の例の他にも小さな界隈でインフルエンサーとして活躍している人は意外にも多くいる。今まで有名人しか注目を浴びれなかったという社会通念から脱却して、「個人でも注目される」という通念に切り替わっている時代となっている。

☑︎「表現」は自分を認め、真の人間関係を構築できる

何かしらの表現に対して感情に響くかどうかは、個人によって異なる。
感性や感覚というのは人によって違うものだから。
なので、自分自身の表現が必ず他者の感情に訴えかけることができるかと言われたら確実にない。

けども、他者というのは無限にいる。
人口だけ見れば、日本だけでも億といる。

スマホの所持率が90%以上を超えている今の日本において、
SNSというのは鍵アカウントにでもしない限りは誰かに必ず見られている。

表現することは「自分を認めること」だ。
他者からの評価によって一喜一憂することがあるかもしれない。
だけど、その感情以前に、自分自身が「こういう人間なんだ」って内側に溜め込んでいたものを外側に発信することで、自分を再認識できるようになる。

誰かがその表現(発信)を見つけることで、自分自身のことを好きになってもらえたり、 憧れるようになるかもしれない。
ここから良い人間関係というのも作れるようになっていく。

■自己表現の手段とは

表現するといっても、「自分には表現できるものなんて」と思う人向けに。

表現は自由でいい。
「誰かに批判されるかもしれない、誰にも見てもらえないかもしれない」
という不安を抱えるかもしれないが、それは今だけが抱える不安。
発信してみたら意外とそうでもなかった、と思う人が多い。
かくいう私もそう。笑

まずは気軽に構えること。別に個人情報を全世界に流すわけでもないので、 他人に自分のことを余計に知られる心配も必要ない。
あまり肩肘はらず、リラックスして表現活動に励もう。

表現活動といっても、自分が何でどういった活動形態で
自己表現をしていきたいのかにもよって利用するべき媒体は異なる。

以下では、その表現のための媒体について端的に解説していこうと思う。
簡単にジャンル分けすると以下の通り。

  • 文章中心の媒体で発信

  • 画像中心の媒体で発信

  • 音声中心の媒体で発信

この3つの媒体がある。各種メリットをお伝えしていく。

☑︎文章中心の媒体で発信

まずは文章中心の媒体で発信することから。
SNSだとXやnote、facebookがある。その他ブログも。

この文章中心の媒体であれば、顔出し、声出し不要。
文章(言葉)に自分の思いを乗せて存分に書くことができるので、 信念や意思を明確に伝えることができる。
文章媒体であれば、隙間時間に見れるコンテンツが多いため見られやすい。 もちろん長文となればまとまった時間が必要。

☑︎画像中心の媒体で発信

画像中心の媒体としては、主にInstagram。
その他Pinterestやスナップチャットが挙げられる。

顔出しや声出しは不要。個人の判断によって分けると良い。
画像というだけであって、視覚的に刺激されるコンテンツが豊富。

こちらも瞬間的に見られるコンテンツが多いため隙間時間などによく見られるがゆえに、閲覧数的なところで言えば文章よりも多い。

(個人的にはInstagramより、Pinterestの方が素材があって面白い)

☑︎音声中心の媒体で発信

音声中心の媒体としては、Youtube、TikTok、clubhouseなど。
stand.fmのようなラジオ系も同様。

これらの媒体に関しては一昔前では声出しは必須なように思えるかもしれない。
だけど読み上げ(よくあるゆっくりボイスやVOICEVOX系)を利用することで、声出しせずとも原稿を読み上げて動画化することができる。

顔出しの判断も作る動画次第なので、個人の判断。 喋るのが得意、みんなでワイワイ盛り上がりたいという人には音声中心の媒体がおすすめ。

■「何者でもない人」の表現を今の世間は求めている

つい一昔前までは、テレビや雑誌に出てくるような有名人が表現の立役者であったし、到達しようとしても到達できないような高みにいる存在としてある種畏敬されていたように思う。

だけど今では、個人が自由に発信、表現活動を行えるようになったことで、「表現」との隔たりがなくなって表現する人×表現に魅力を感じる人がお互い繋がりやすくなった。繋がりやすくなったというのも、タレントや俳優などの有名人にはない「親近感」があるからこそ。

SNSによる表現、つまり自己開示によって、人間関係の幅は職場や家族、学校だけでなく 全世界にまで広がった。今まで自分には居場所がないと思っていた人でも、SNSを活用することによって居場所を見つけることができたり、仲の良い友人ができたりと良い影響を与えている。

そう、つまり「何者でもない人」の表現を今の世間は求めている。
個人が表現を通して「何者でもない人」同士が繋がり合うことで、
私たちは自己理解を促進できるし、同時に他者の本質的な魅力に気づいて本当の理解者と繋がることができる。

自分の心地よい世界を作るために、自己表現は欠かせない。
私はそう感じている。

いつも記事を閲覧いただきましてありがとうございます🙌 サポートまで頂けたら、いつもの10倍ぐらい張り切って記事を書いちゃうかも…?