HSS型HSP|退路を断つ選択は自分を"窮地"へ追い込む
「副業を本気で取り組むなら、そこに一点集中しろ」
「ビジネスを成功させたいなら、後戻りできない状況を作れ」
この言葉は正直、無茶だなと思います。
今この言葉に影響されて、退路を断つ選択をしようとしている
HSS型HSPさんがいるのであれば…
あの言葉は絶対的に、繊細さん向けじゃない。
何を言われてもクヨクヨ悩まない。
周りで何が起ころうとも、自分には関係ない。
そう割り切れる人のみが、信じるべき言葉だと
私は思っています。
後戻りができない状況というのは、
上記の割り切れる人にとっては突き進むための思考のキーであって。
何に対しても無意識的に慎重になってしまう
HSS型HSPさんにはむしろ逆効果なんですね。
退路を断つことによって、
焦りが焦りを生む原因になってしまう。
後戻りできない状況が「早く結果出さなきゃ」と焦りを誘発。
その焦りによって、自分の力がうまく引き出せず、
結果の出ない状況が1ヶ月、半年と続きます。
そして、結果の出ない状況が長引くにつれ、
決断当初にあった燃え上がるようなモチベーションは
段々と下がっていき…
負債を抱えたまま挫折。
これがHSS型HSPさんの挫折王道パターンです。
つまり、退路を断つ選択というのは、
自分で枷を嵌め、自分の思考の自由を奪う
自ら窮地へと押しやって再起不能な状態にする
と同じ意味なんです。
結果が出ない状況にモヤモヤ。
結果を出せない自分にイライラ。
とはいえ、後戻りはできないから、
目の前の"希望が見えない"道をもがいてでも進むしか…。
こういった状況に陥ってしまえば
当然、事業に対するやる気は起きないし、
何より精神的に追い込まれることで、必然的にメンタルが病みます。
そもそもなぜ"退路を絶て"と言われるのか
なぜ、何かで成功を収めたいなら、"退路を絶て"と
言われるのか。
その理由は、よそ見ができない環境へ
強制的に自分の身を置けるから、です。
そもそも、人間は生物学的に
あえて集中できないような身体の仕組みになっています。
例えば、やるべきタスクに取り組まなくてはいけない時。
あなたはPCの前に座り、そのタスクを終わらせようと作業をし始める。
だけど、なぜか集中できない。
机の上にある飾りが気になったり、PCの画面の汚れが気になったり。
スマホの通知音が鳴れば、途端に「何の通知が来たんだろう」と
気になって気になって仕方なくなる。
こういった「なんか集中できない…」は
狩猟時代における潜在的な名残、なんですね。
これが現代においても、遺伝子に深く刻まれています。
だからこそ、間接的に命が危ぶまれるような環境に
身を置くことで、士気・やる気を高める。
"退路を絶て"という言葉には、
そういった意図が含まれているわけなんですね。
"退路を絶つ"は決して成功のための最善策ではない
とはいえ、"退路を絶つ"ことは必ずしも成功のための最善策ではない、
ということをHSS型HSPさんには知ってもらいたいです。
最初に先述した通り、
HSS型HSPにとって退路を絶つ選択は、自分の思考に枷をはめ、
状況を挽回するような自由な発想を奪うことに過ぎません。
つまり、自分で自分に窮地へと追いやり、
再起不能な状態へ持ち込んでいるということ。
それでは、ビジネスが失敗してしまうのは当然ですし、
莫大な初期費用を抱えている場合には、一生かけても払いきれない負債を一気に背負い込んでしまうことにもつながりかねません。
では、HSS型HSPは"退路を絶つ"以外でどうやって、
目の前のビジネスに全集中し、成功を収められるのか。
HSS型HSPは退路を絶つのではなく、"選択肢を残す"
それは、失敗しても挽回できるような"選択肢を残す"こと。
先述した通り、HSS型HSPは退路を絶つ選択をした時点で、
焦りが焦りを生む状況に陥り、成功の確率が低くなります。
というのも、失敗するのは全て焦燥感が原因。
退路を絶たれることによって、
「早く結果を残さなきゃ」
「一刻も早くこのシンドい状況から抜け出さないと…」
と焦り、物事へ集中できるようになるどころか
判断力や思考力が普段以上に鈍り、
思ったような成果が残せなくなるんですね。
例えるなら、「後ろで他人が自分の作業をずっと見ている」
ような感覚。
他の人に早く結果出せよと、急かされているような
あの感覚です。
この感覚こそ、HSS型HSPさん本来の能力を
封じ込めてしまう足枷。
だから、この感覚(=焦燥感)さえ消してしまえば、
どんなビジネスにおいても成功する確率は高くなります。
なので、焦燥感を生み出さない環境=自分に余裕が持てる環境を作る、
ということで選択肢をあらかじめ複数持っておくことが重要。
選択肢を複数持っておくことによって、
「自分はこの物事で失敗しても大丈夫」
「失敗しても次でまた頑張れば大丈夫」
と失敗や現状を肯定的に受け取れるんですね。
この「大丈夫」と思える環境こそ、
HSS型HSPさんが本来の能力を発揮できる環境であり、
柔軟な思考を活かせる場にもなります。
成功を先走って窮地に陥るより、余裕を持ってコツコツと。
何事においても同様ですが、
成功を先走ると周りが見えなくなり、いつの間にか窮地へ立たされます。
窮地に立たされれば、精神的に追い込まれ、
本来持つポテンシャルが発揮されなくなる。
ポテンシャルが発揮できなければ、
小さな失敗が積み重なり、やがて大きな失敗へとつながる。
だからこそ、あらかじめ選択肢を残しておきつつ、
コツコツと余裕を持って頑張ること。
ただ漫然と頑張るだけじゃなくて、
期間を定めて「〜月までに結果が出なかったらやめる」
といった形で取り組めば、
自然とモチベーションややる気が湧いてくると思います。
自分に余裕が持てるような状況を作ること。
他人が成果を出していたとしても、比較はしないこと。
上記が成功するために一番必要な要素です。
では、以上になります。
参考になりましたら、スキしてもらえると嬉しいです🙌
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私の記事ではこのようなHSS型HSPさんが持つべきマインドの話の他、
HSS型HSPさんが"自由"に使えるお金を増やし、
"奔放的"な生活を実現するための
知っておくべき知恵やコツ
持つべきマインド・思考
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HSS型HSPの気質を持つ、あなたの道標となりますように。
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