呪いを解きに来た!



いわなの郷物語の続きの前にこちらを書こう。


サンボマスターのMV






こちらから思うことを書いてみよう。

是非ご覧になってから読んでほしい。


1 おにぎりという象徴

MV ミュージックビデオに出ていたのが
あばれる君かよ!

とずっと思って観ていた。

いや違う!

他人とは思えない外見に
なんか感情移入して観てたけど、

オニギリが
たださすらう。

その象徴に
一つの意図を感じる。

特にこれといった
すごい
ものではない!

コロナショックを感じさせる描かれ方も随所にあるが、
ただただ
足るを知る
ことに尽きる。

冒頭の食卓に
焼き鮭と味噌汁と
ご飯でなく
おにぎりという違和感はあるが。


2 足るを知る

思えば
行き過ぎた世の中だ。

今や
ホームレスの人も
メタボだったりする。
(なんて書き方は語弊があるが意図を汲んで欲しい)

食っていけないんじゃないか

っていまだに思うけど
現実はそうでもないかも。

それ以上に
ただただ
お金を稼ごうとする現代。

恐怖に動機付けした生き方は
昭和までの話だったのかもしれない。

足るを知れば
自由に生きられるかも知れない。

なんか
そんなことを考えさせられてしまった。


3 呪いを解きに来た


軽快なライム(ラップ調の語りと呼ぼう)の後に

呪いを解きに来た
呪いを解きに来た
呪いを解きに来た
呪いを解きに来た

繰り返されるリフレイン。


今回のコロナショックは
呪いを解きに来た
のかも知れない。

私は本気でそう思っている。

サンボの山口くんが
そう歌うから
だけではない。

コロナは政治だという人がいて
その側面はあるとずっと考えていた
からだ。


4 芸術の力 そして

コロナの評価は一度置いておこう。

常に
芸術は
その時代を切り取る力を持っている。

以前
混沌の力
について書いた。



混沌な状況を
どう切り取るか

また
どこを拾って
どこを捨てるか


現実は小説の何倍もの情報量があるから
削ぎ落としていかないと
小説にはならない。
芸術にはならない。

そのあたりの混沌に身を置く
混沌の力が必要だ。

それこそが芸術の力だ。

その先には
意志がある。

意志がなければ
芸術には力を持たせられない。

今回私は強く揺さぶられた。


呪いを解きに来た のは誰か?

上ではコロナだって書いといてなんですが・・・

それでも
呪いを解きに来た のは誰か?

呪いを解くのは誰か?

それは・・・

俺とお前だ!


これって、
ローリングストーンズの
「悪魔は憐れたもうた」の一節にある

「ケネディを殺したのは俺とお前だ」

からの引用でもある。
(訳し方にもよる)

呪いに覆われた世界
その呪いを解くのは
俺だ!

なんて気持ちにさせられた。

ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。