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「複雑系を単純化する糸口」 10月3日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第12回

今回で12回目の
10月3日読書会の報告です。

前回の11回目ではワークのみでした。

前々回の10回目までで
361ページ/全512ページ まで読み進めました。

今回の12回目は、362ページからです。


1 参加者

今回は4名の参加。
女性1人、男性3人
県内2人、県外2人、
20代1人、40代3人でした。


2 読んだところと内容


p.362~381まで読み進めました。
以下は、かなりざっくりですが発表内容まとめです。

第三章「適応」
適応の観点3「生態」

・生態Ⅱ 複雑系ー繋がりの法則を理解する →見えない繋がりを理解する力が創造性の鍵
・it’s a small world.世界が狭くなる繋がりの秘密 → 少しだけランダムに遠くの距離を繋ぐことが世界を狭くする鍵
・越境ーそれは領域を超えて繋がるか → 世界を狭くしているは、規則的な繋がりから逸脱した越境者の存在
・ハブーそれは個への求心力を持つか → 「遠くにプロジェクトを広めるにはハブとなる求心力が必要」
・調和ある繋がりを作るために → 共生的な繋がりを増幅させ、闘争的なつながりを遮断し、ポジティブな繋がりを広げていくことができるかもしれない
・共生圏のなかで循環させる → 「都市の中での自給自足」「ローカルでの魅力的な生活」を達成する
・負のハブを変換する → 負のハブがあれば負荷の少ない仕組みに変換


3 話題になった内容

・脳も銀河団も同じ構造(フラクタル・相似象)
・ピラミッドとfacebook真逆に「知り合いかも」「友達の友達」
・ソシオグラムー家系図「ハブ」がわかる
・桃太郎理論 「流れた桃を恐れず切ってみよう」
・勧善懲悪 ソシオグラムで見ると面白い
・よそ者・若者・馬鹿者 しがらみがないとできること
・昔話法廷 見方・考え方の変換
・駅をハブに人を呼び込めないか

参照



4 私個人的な感想


今回は私が本を忘れるという大失態でした。大反省です。
私のプレゼン?を申し訳程度にさせてもらいましたが、今後は気をつけます。

さて、内容としてはまた面白かったです。
人のつながりでは、少しだけランダムに遠くの距離を繋ぐことができれば世界を狭くする、つまり関係をかなり広げていくことができるそうです。

ネットができた世界では、このことがかなり大きく広がることがわかります。

上にリンク貼った「桃太郎理論」がそのことを明確に物語ったいて、ホリエモン氏は「行動すればいい」と簡単に伝える。確かにその通りだと思います。オンラインでの読書会では福島圏外からお二人参加して頂いています。これもご縁ですよね。すでに世界を狭くする行動を取っていることもうれしく感じました。

また、ここ数年くらいで、「プラットホーム」なんて言葉も出てきました。これってハブを作って、創造を促すための関係性づくりですよね。まったく新しい考えではないことがわかりました。その点では、ハブになる動き・取組は意識したいところです。

このように、ハブと越境でつながりを作れる反面、負のハブが存在することも事実で、現代のグローバル経済社会や環境破壊等も負のハブを意識的に変換することが大切なのだと思います。
こういう視点を持てるのは大きいので、例えば、集客などの人に認知してもらう活動ではSNSでひたすら発信も大切かもですが、仕組みを理解して行動するなら、ハブとなるインフルエンサーの活用や越境となるコラボ事例づくりなど、打ち手も変わってくるように感じます。


5 次回は10月10日!


そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

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また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで


次回は10月10日に行います。

今回もありがとうございました!


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