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不登校だったけど今は幸せに暮らしてる35歳の話①

山間の畑が広がる田舎で、私は生まれ育った。町内に保育園一つ、小学校一つで、保育園から小学校へはほとんど面子が変わることなく上がるので、みんな仲が良かった。
小学校も各学年一クラスで6年間ずっと一緒。
6年間も一緒だとさすがに途中でいざこざもあったりしたけど、時間が経てばまた仲直りしてなんやかんや楽しく過ごしてた。
中学生になってもなんやかんや楽しくやっていくんだろうと思っていた。

でも中学は少し状況が違った。
私の通っていた小学校プラス隣町や2つ隣の町の小学校から一つの中学校に進学してきたので、クラスメイトが一気に増えた。
小学校ではクラス替えもなく、たまに転校生が来たり転 校して行ったりしたくらいでほとんど変化がなかったクラスメイトが、倍以上に増えたのだ。
これは私の母校のクラスメイトにとっても、隣町からきたクラスメイトにとってもとても大きな変化だったと思う。
入学したての頃、みんなソワソワしてた。
出身小学校同士の対立、とかそんなものはなかった…と思うが、なんとなく出身小学校によって色が違った。

私の母校の子供は農家の子供が多く、どちらかというとみんな野山を駆け回って遊んでいた。
割とみんな仲が良く、派閥のようなものもなく、男女問わず全員の家に遊びに行ったことがあるくらいの距離感だった。
一方隣町の小学校の子はあまり農家の子供はおらず、田舎の中の都会っ子というか、ちょっと大人びた(大人ぶりたい)子供が多く、男女の仲が悪い訳ではないけれど距離が近いわけでもない、という印象。
2つ隣の小学校は極端に人数が少なく、みんな仲間という感じ。
そんな印象を持ちながら、私の中学生活は始まった。

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