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アニメから人生を学ぶ【波よ聞いてくれ】

どうも、ストーム久保です。

聞いて欲しい話があります。
さらに図々しく表すと、見て欲しいものがあります。

今回のnoteは今私が推したい「今期アニメ」(2020年5月現在)の話になります。ゲームとか関係ない、1オタクとして自分が好きなものを共有したい、発言したいとの思想で文字を打っています。

それがこちら

「波よ聞いてくれ」

カレー屋で働いている男運が無い女性「鼓田 ミナレ」は、ひょんなことからラジオ番組に出演することに..といったあらすじ。

外出自粛になってイベントが中止になったことで、過酷な配信戦国時代に突入した格ゲー業界では通常のゲーム配信以外にラジオ企画が見られるようになってきました。
特にゲーマー複数人がトークし合うラジオ企画は、「格ゲーマー」という世間から少しズレた考えをする人間(最上級の誉め言葉)が多いので、絡みを聞くだけでもそれなりの需要があると思います。

私も一度試しに知り合いを呼んで「ラジオごっこ」をしてみたのですが...
聞いてくれた人達は良かったと言ってくれましたが、正直私に至らない点が多く、2回目をやる気になれない為にいまだに続編の話は沈黙しています。

そんな時にちょうど見つけたのが以下のティザーPVです。

ラジオとは何かをアニメで知れるなら、ありがたいことはないはずです。

私はとても単純な人間なので、「ダンベル何キロ持てる?」で筋トレを始めたように、「映像研には手を出すな」でクリエイティブな感情を刺激された経験をもとに「波よ聞いてくれ」からも刺激を受けられると期待していました。

今思うと娯楽を求めるならともかく、刺激を受けようなんて打算的な考えで見始めるのは失礼でしたね...
しかし打算的に見始めたにも関わらず、私はこの作品に魅了されました!

主人公の鼓田ミナレを始め、主要人物たちが日常を過ごしてその終わりに深夜ラジオをする一連の流れが私にはあまりにも完成されているように見えたのです。
仮にラジオ番組を作る情報だけだったり、ラジオシーンしかない作品であれば少し見て、十分だと判断したら途中で切っていたかもしれません。
しかし日常パートが濃いおかげで、飽きがこないちょうどいいバランスになっています。

元彼に騙された主人公が、酔っぱらった勢いで喋った話が勝手にラジオで流されるぶっとんだ滑り出し。都合がいい、とまで思えるスタートを納得させるその後のトーク(声優さんも凄い合ってて素敵)
そして展開されていく濃すぎるキャラクターたちの日常。

ラジオパートで技術や知識を知って、日常パートでしゃれた言い回しが流れるようにテンポの良い会話が続けられるこの作品自体が1つの「ラジオ」として感じることができました。

アニメに対して誉め言葉ではないかもしれませんが、今では作業の裏で流しながらラジオ代わりにつかっていることもありますw

心の声を聞いてくれ!

波よ聞いてくれを見て、私は改めて自分の心の声を聞きました。

普段人と話している時に、私は場を回すことや面白いことを言わなければいけないと常に緊張しながら喋っていました。そして、それがうまくいかないor遠慮しすぎて何もしゃべれないことが多々ありました。
だからこそ自分がこの作品に惹かれたのは、キャラクターたちが「楽しく話している姿」に憧れたからだと思います。

どうして楽しく話せるのか、正直答えはわかりませんがなんとなくわかるのは、相手にしっかり自分の気持ちを伝えるべきだということ。

場を回すとか、面白いことを言うとかよりも、私はどれだけ
自分の気持ちや考え、想いを伝えられるか」の方が大事なのではないかと、波よ聞いてくれを通じて改めて考えました。

当初の目的である「刺激を受ける」は、成功です。
『ラジオ、やったるで!』というラジオ企画に対するモチベーションではなく、「伝える力」を養っていきたいという気持ちが刺激されました。

その為にも、直すところが私には多いので友人がいる間に改善していきたい所存です。笑えないですね。

さた、自分語りにずれてしまいましたが、「波よ聞いてくれ
ぜひとも見て欲しい作品です!OPもEDも本編もいいぞぉ!主人公の声優さんの表現力もとてもいいぞぉ!

以上、久保でした!


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