無題

大会反省文~Saigon Cup~

 毎月「ALIENWEAR ZONE」様で海外大会に参加した経験を元に執筆したコラムを連載させていただいています。
しかしコラムの更新期間よりも海外大会の頻度の方が多く、参加してきたすべての大会を載せることが難しいです。

ベトナムの「Saigon Cup 2019」、フランスの「The Mixup」
この二つの大会はタイミングの関係で飛ばすことになってしまいましたが、反省が多い大会だったのでここに載せようと思います。

コラムが気になった方は良かったら読んでみてください♪
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【凝り固まった対策の代償は一回戦負け】

 2019年5月12日にベトナム・ホーチミンシティで開催されたCPTアジアランキング大会「Saigon Cup 2019」にて、pool落ちした話です。

トーナメント表が発表されてすぐに確認すると、アジアのランキング大会の濃厚なpoolに思わず胃もたれします...

パンティーさんの愛称でおなじみの「B-reastPantyHip」選手と一回戦で当たるという事で、さくらが苦手な私は同じくベトナムに来ていた「DNG/Nauman」(以下、ナウマンくん)にお願いして時間をかけてさくら戦を練習していきました。

Gを使用して1から練習したおかげで、苦手意識も薄れて自信を持った状態で大会に参加することができました。

そしてパンティーさんに 0-2 で負けました。

試合中、画面端でダウンした際に『この展開は''いつものように''ガードでしのげる』とガードを固めていたら、3回投げられた瞬間にハッとしました。

いつものようにって、なに?

練習して、対策を考えて、自信もあったのに負けました。
その原因は私の対策の作り方が下手だったから気がついたお話です。

今回はナウマンくんにお願いして対戦してもらうことで、さくらに勝つ動きを探るはずが、勝ちたい一心で目指すべき場所がズレていって、いつの間にかナウマンくんの癖や戦法に対して有効な動きをしていただけだった気がします。

「さくら対策」を練っていたつもりが「ナウマンくん対策」になっていただけかもしれません。

画面端で投げられたときに、私は頭の中で勝手に
ナウマンくんならここは歩いて打撃の選択肢を選ぶだろう』という人読みを『さくらはこの状況は歩いて打撃をしてくるのがベタ』とキャラ対策に変換していました。

このミスに気がついたのは、試合に負けた後でした...

ナウマンくんも自分のやりたい組み合わせがある大会前日に、わざわざ私の対策に付き合ってくれたのに...私は対策ができていなかったのです。

ナウマンくんには今度美味しいものでも奢ります(言質)

この大会の反省点は
付き合ってくれる人の時間を無駄にしない。時間は無限ではない。
・キャラ対策は練習相手の癖や戦法に依存しないことを意識する。あくまでも対策したいキャラクターの弱点を突く動きや、長所に対して何で対処するかなどを考える。

格闘ゲームを何年やっていても基本が疎かだったなと執筆しながら痛感しました。くぅ~!

左から    ストーム久保  ナウマンくん りゅうせい
    対策だけじゃなくて、写真撮るのも下手でした。

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