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ストーリーテラーとは何か、という話。

お久しぶりです。運営メンバーのおすぎです。

先日、久々に日本に一時帰国していました。

いくつかホテルにも泊まったのですが、何より白馬にあるHouse of Finn Juhlさんがとてもよかったです。
https://www.houseoffinnjuhlhakuba.jp/

このホテルは以前から気になってはいたのですが、なかなか泊まる機会がありませんでした。
ただ偶然にも、ストーリーテラーの横溝さんがSTÔRINGで物語の舞台としてこちらを紹介してくれて、その素敵な物語をきっかけにますます興味が湧き、ついぞ泊まることにしました。

北欧家具への愛情。ホッとするようなアットホームな空間で適度な距離感のホスピタリティ。まさに横溝さんの物語と同じような体験をすることができました。今回は1泊しかできなかったのですが、またすぐにでも泊まりたくなるお気に入りの宿となりました。

また、併せてちょうど都内でやっていたFinn Juhl展にも足を運び、より北欧家具への理解と愛着が生まれた、そんな一時帰国でした。

前から行きたかったホテルに、ストーリーテラーの物語の後押しで実際に泊まってみる。まさに私たちが目指すSTÔRINGの姿がそこにはありました。
横溝さん、素敵な物語の寄稿、ありがとうございました。

このストーリーテラーと呼ばれる物語の寄稿者ですが、よく聞かれるのはどうやって選んでいるの?という質問です。

私たちもストーリーテラーという存在を明確に定義付けている訳ではありません。ただ、ちょっとした意味付けをしています。

あえて細かい定義づけはせずに、こうした前向きな旅人たちだからこそ、きっとSTÔRINGのコンセプトにも共感してくれるだろうし、(大変に厚かましいことは重々承知の上で、)一緒にこのメディアを育てていってくれるのではないかという淡い期待なんかも込めていたりします。

具体的には、ストーリーテラーとして寄稿をぜひお願いしたい人をメンバーがピックアップし、編集会議を行った上で、直接DMを送って、寄稿のお願いをしています。

通常は寄稿料をお支払いするのが当たり前だとは思うのですが、私たちとしては、ホテルの宣伝をしたいというよりも、あくまでコンセプトに共感いただいた方に、ホテルでの思い出をできるだけ自由に書いてほしいという思いもあり、謝礼品としてオリジナルギフトをお送りする形をとっています。

ただでさえ名の知れていないメディアに、寄稿のご快諾いただいた過去のストーリーテラーの皆様には本当に感謝しかありません。どうすれば恩返しできるのか、日々チーム内では模索中です。ただ、まずはこのメディアをきちんと成長させることかなと、勝手ながら思っています。

もちろん、直接依頼させていただく以外にも、ストーリーテラーの方から紹介をいただくことも多いです。そうすることでSTÔRINGに込めたRING(輪)が広がっていくことが何より嬉しく思います。

物語も40を超えて、さまざまなジャンルの方にストーリーテラーになっていただきました。
寄稿された物語も国内だけでなく、最近は海外のホテルでの物語も増えてきて、他にはなかなか見ないメディアに成長してきていると実感しています。

共通しているのは「ホテルを舞台」とするということ。苦いけど思い出深い体験や人生で一度きりのプロポーズの話まで、みなさんの人生の一部が赤裸々にご自身の言葉で表現されていて、私たちも一読者として、毎回楽しませてもらっています。本当にありがたいです。

先日は初めてインスタライブも開催しまして、初期の頃から応援していただいているストーリーテラーの永尾さんと対談させていただきました。(永尾さん、その節はありがとうございました!)
こうした一人ひとりのストーリーテラーの皆様と関係ができることも、このメディアならではだと思っています。

せっかくの輪なので、今後は寄稿いただいた方同士や、フォロワーの方たちとも直接繋がれる場を提供できたらいいな、なんて密かに妄想して、勝手にワクワクしています。

まだまだ拙いメディアですが、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
(なお、この人はストーリーテラーに向いているよー、といったご紹介はどしどしお待ちしてます。)

STÔRING おすぎ

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