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そのモヤモヤを解消!今日から始められる習慣とは?

忙しいとき、気がかりなことや落ち込むことがあるとき、思考が散漫になることがあります。
あれもこれも気になる状況が続いて脳が疲れている状態、そのままにしておくとイライラしやすかったり、ネガティブな思考が続いてしまったりと良いことがありません。

そんなとき、調子を取り戻して良い思考の循環に戻すために、日常に取り入れていただきたい「考えを言葉にする習慣」を紹介します。

1つのことに集中して、いつもの調子を取り戻す

今まさに頭の中にモヤモヤが渦巻いていて落ち着かないなら、まずは気分転換に1つのことに集中しましょう。
読書やスポーツ、料理など趣味のことでも、瞑想やヨガ・ストレッチ、おやつの時間などリラックスできることでも、「1つのことだけ」に集中します。

集中することで気分が落ち着いたら、自分の状態を整理します。

自分が直面している課題や問題について、どんな状態で、自分が何を求めているのか。

状況整理するとき多くの場合は、論理的に考えることに終始したり、的確な解だけを求めてしまいがちですが、今自分自身は何を感じて何を求めているかを認識することが大切です。

書くことで生まれる、客観視と新しい気づき

とはいえ自分が感じたことをそのまま吐き出しただけでは、状況の解決や改善には不十分。より良い状態にもっていくためには「書くこと」が有効です。

どのように書いていけば良いか、フックとなる4つのポイントを挙げます。頭の中のモヤモヤに合いそうなフックから、回答するように書いてみましょう。

①出来事

印象的な出来事から書き始めます
- どんな状況か
- どう感じたか
- 自分にとってどんな意味があったか

②感情

嫌な気持ちになったこと、嬉しい気持ちになったことなど、感情が大きく動いたことから書き始めます
- どんな感情になったか
- それがなぜか・どんなことがあったか
- (良い感情の場合)再度体験するなら何をするか
- (嫌な感情なら)自分はそれをどう捉えたか、別の捉え方ができるか、今どう感じるか

③やらなければいけないこと

気になっているタスクから書き始めます
- 何のための、どんなタスクか
- 何が課題か、そのことについて自分のモチベーションはどれくらいか
- すぐできることは何か

④問い

定期的に考えたい「問い」について書き始めます
- 今日はどんな1日だったか?(何ができた?できなかった?)
- 今日に点数をつけるとしたら?点数の理由は?
- 今日できたことはなに?次にもっと良くするには何ができそう?

上記のポイントを参考に言葉にしていきます。

書いたことを客観的に見つめ、整理して、自分を知る

書くうえで重要なのは、深く内面を見つめた自分視点であることです。
これだけでも気持ちはかなり整理できてきますが、書きっぱなしではなく、少し時間(や日数)を置いてから、客観的に眺めたり、別な視点から考えてみたり、感情や状況にラベルをつけてみたりと、書いたことを深掘りしていきましょう。

❶深める

思考は抽象化したり、さらに自問を重ねることで深まります。

抽象化は「つまりどういう意味?」と考えます。

自問は「私にとって理想的なのは?」「そもそも1番の目的はなんだろう?」「他には具体的にどんな行動がとれた?」などいろいろな角度から考えていきます。

❷ラベリング

感情の整理にはラベリングが有効です。

誰かの一言に怒りが沸いたとき、あとで客観的に考えてみるとそれは「怒り」ではなく「自信喪失」や「落ち込み」だったということはよくあります。

それを「怒り」という認識のままにしておくより、深層にある「落ち込み」にいち早く気づくことができれば「自分に足りないスキルや知識を補って自信を持てるようにする」という前向きな行動にすぐ向かうことができます。

モヤモヤしたとき、その都度「ラベリング」をしてみることでより自己理解が深まります。

❸取捨選択・整理する

多くの悩みは複合的に絡み合っています。

家庭のことが仕事の悩みにつながっていたり、逆もまた然り。
しかし、悩みを整理して絡み合っていたものがほどかれると、解決の糸口はすぐそこにあったりします。

自分が書き出した悩みを客観的に見つめ、別々の問題を混同してしまっていないか、本来自分にとって不要なものまで悩みの範疇に入れていないか、整理して、必要なものだけを選択していきましょう。

❹行動を決める

「書くこと」で自己理解を深めたら、より良い自分へと成長させるための行動について考えます。

「今日より明日を1%良くするとしたら何ができるか」「もっと良くするためにできることは何か」「この良い経験を再現するには何をすればいいか」など、具体的かつ現実的にとれる行動を決めていきます。

いつでも書く・何度も見返す・継続する

とくに何もない日常から、毎日10分自分と向き合い、考えを言葉にする習慣をつくってみてください。

そうすることで、自身の小さな変化に気づけるようになり、日々の充実度が増します。

ふりかえりアプリStockrは、日々の思考を書き貯める「ストック」と、過去のストックを定期的に読み返すための「再発見」、継続をサポートする「レポート」という通知機能があり、「考えを言葉にする」習慣づくりをしっかりサポートします。

ぜひ一度使ってみてくださいね!


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