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始めるなら新年度がチャンス!成長したい人にすすめたい「ふりかえり」の方法

4月からの新年度、新しい生活が始まったり、環境変化で心機一転という人も多いのではないでしょうか。これから始まる毎日をより充実させ、新しい環境でしっかり成長実感を得るためにオススメなのが「ふりかえり」です。

もちろん、特に環境が変わらない人にも「ふりかえり」はオススメ。どんな方でもぜひお読みください。
最後にふりかえりの習慣化に有効な「テーマ」もご紹介します!

ふりかえりとは

そもそも「ふりかえり」とは何か、何のために行うのか。
その1つは、日々のあらゆる出来事や経験を振り返ることで学びを見つけ、次(未来)に活かすこと。

もう1つは、自分自身を客観視することで、自分の現在地と自分が進みたい方向性やありたい姿、その差を確認し、次に取り組むべきことを明確にすること。

ふりかえりの継続的な実行と記録で、自分自身の物事の捉え方や考え方・行動の変化などを認識しやすくなり、成長実感を得るために有効な手段となります。

ふりかえりによって得られること

「成長実感を得るのに有効な手段」と前述しましたが、どんなことが成長実感につながるか、具体的に4つあげます。

自信がもてる

「うまくいったこと」を客観的に深掘りすると、自分のどんな考え方や行動が良い結果をつくったかを客観的に認めることができ、自己肯定感があがります。

とくに新しい環境は、自分ではまだ慣れていない・馴染んでいない、と思っていても身の回りで多くの変化が起きているもの。それでいて「出来たこと」よりも「出来なかったこと」の方が目につきやすい時期でもあります。
ささいなことからも自己承認する習慣をつくりましょう。

改善点がわかる

「うまくいかなかったこと」をポジティブに深掘りすると、次に活かせる改善点や、より良い結果につながりそうな次の行動が見つかります。
このとき大事なのは、反省とふりかえりを区別すること。ふりかえりは過去の間違いを認めることではなく「経験からの学びを未来に活かすこと」が大前提です。

自分の変化がわかる

その時々の自分自身の物事の捉え方や考え方の変化、改善点などをしっかりと認識できることから、過去と現在の自分自身の変化にも気づくことができます。

スキルの向上などはもちろんですが、「以前は失敗したらすぐネガティブになっていたのに、今は『次はこうしてみよう』とポジティブに考えられるようになった」など内面の変化も認識しやすくなります。

自分の大事にしている価値観やありたい姿が明確になる

うまくいったこと・うまくいかなかったこと、その時の感情、その行動を選んだ自分自身の思考、その思考に至った過去の経験など、深く掘り下げるように自分と向き合うと、自分の意思決定の源となる軸、価値観やありたい理想の姿が見えてみます。
それが明確になった状態で、そこに向かう行動をとり続けると、前進している感覚が得られ、充実や自己満足につながります。

ふりかえりの方法

上のメリットをしっかり得るためのふりかえりを5つのステップにしてみました。

1:定期的にふりかえる

ふりかえりは定期的な継続と記録で、自分自身の変化が可視化できます。
習慣化するためにどのタイミングでやるかを決めておきます。
1日ごと(帰宅途中の電車で10分はふりかえりに使う、寝る前や21時はふりかえりタイム、など) や、1週間ごと(金曜日の18時から30分カレンダーに登録しておく、など)がオススメです。

2:印象的な出来事を具体的にふりかえる(書き出す)

具体的な出来事以外にも、自分の感情やとった行動でもOK。
どんな経験・行動をしたか、何を考えたかを具体的に思い出していきます。

3:うまくいったこと・良かったことは?

どんなに小さなことでも、うまくいったこと・良かったこと・嬉しかったことを書き出していくと、1日の充実感が高まります。
うまくいったことは「なぜうまくいったのか?ここで得たコツや経験をほかに活かすとしたらどんなことができるか?」などの問いでさらに深掘りします。

4:うまくいかなかったこと・失敗したことは?

過去の過ちを自罰的に考えるのではなく、経験したことを未来に活かす目的を意識して、客観的に考えます。
「出来事の前に戻れるとしたら何を変えるといいか?明日できることは?誰の力を借りると良い?」などの問いで深掘りします。

5:出来事に紐づく、感情を確認する

うまくいったこと・うまくいかなかったこと、それぞれの経験に対して、自分がどんな感情をもったか、つまり自分にとってどんな意味があるか、を確認していくと、自分にとって大切な価値観が見えることがあります。

🌱

以上が、成長実感を得るためにオススメのふりかえりのやり方です。自分自身に合ったスタイルや問いに合わせて、ぜひ取り入れてみてください!

ふりかえりをサポートする「テーマ」

良い習慣を継続するには環境を整えるのも大切。
ふりかえりの質を保ちつつ毎日の生活に取り入れるのに役立つのがStockrの「テーマ」機能です。

▼テーマとは
最大5件、自由に設定できます(いつでも編集可能)
テーマごとにストックを抽出して一覧可能
「カテゴリ」区別や、ふりかえりのための「問い」などで使える

テーマの活用方法はいくつかありますが、今回は「問いかけ」を設定してテンプレート的に使う方法をご紹介します。
以下のテーマを設定して、1日が終わったときにこの問いに答えるように入力してみてください。

うまくいったことは?理由や要因は?学びは?どんな感情?自分にとっての意味は?

うまくいかなかったことは?より良くするには?学びは?明日できることは?

自分の強みが活かせたことは?どうありたい?そのためにできたことは?次やることは?

※Stockrのアプリをご利用中の方は、上のリンクをタップするとStockrにテーマが設定できます。

問いで訊いていること全てに回答することがベストではなく、自分の状況にフィットする問いを選び、思考を広げたり深めたりするフックとしてお使いいただければ嬉しいです。

もし続かなくなってしまっても罪悪感をおぼえる必要はありません。
次に思い出した時に改めてStockrを開いて、現在の自分の考えを書いて過去の自分との変化を感じてみてください。

これから始まる新しい毎日をしっかり充実させたいなら「ふりかえり」がおすすめです。
ご紹介したテーマを設定して、ふりかえりの習慣作りにぜひお役立てください!


Stockr開発チームで運営しているFacebookコミュニティでは、週2回ほど定期的に「ふりかえり会」を開催しています。
1人で続けるのが難しくても、一緒にやる人がいれば続けられることは多いです。お気軽にご参加ください!

↓コミュニティ発足の経緯


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