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Stockmark プロダクト

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Stockmark プロダクトは、ストックマークのプロダクトにまつわる話題を取り上げます。
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Product Led Team によるオンボーディングツアー開発

はじめにストックマークのプロダクトであるAstrategyのオンボーディングツアーを作り込んだ結果、 受注までのリードタイム短縮 カスタマーサクセスチームリソースの最適化 といった効果が生まれています。何より顧客の声として、もともと「UIが分かりづらい」というフィードバックをいただいていましたが、一転して「UIがわかりやすい」という真逆の声をいただくようになりました。 オンボーディングツアーの作り込みといっても、なかなかイメージが湧きにくいかと思います。そこで本記事で

チームメンバーがPRDを書くようになって、ユーザー中心のプロダクト開発が加速した話

はじめに本記事は、ストックマーク Advent Calendar 2021の10日目の記事です。 こんにちは、ストックマークのプロダクトデザイナーの西村です。 この記事は「PRDに何書くの?」「メンバーもPRD書くにはどうする?」という問いを持たれている方の学びになればと思い書いています。 なぜ プロダクトデザイナーがPRDの話? とも思うかもしれませんが、ところで、PRDはプロダクトマネージャーだけが書くものでしょうか?ストックマークでは、PRDをデザイナーもエンジニ

ビジネスに必要な情報を世界中から集めるクローリングの仕組みと今後の課題

Stockmarkのプロダクトは、5,000万件を超えるビジネス記事を基盤として提供されています。これらのデータがプロダクトの根幹の1つであり、記事を収集するクローリングは要といえます。 本記事では、1) 現在のクローリングの仕組み、2) 現在抱えている課題、 3) 未来へのアプローチ(新規チーム立ち上げ) の3点をご紹介いたします。 クローリングの仕組み そもそもクローリングという言葉に耳慣れない方もいらっしゃるかもしれません。非常に簡単に説明すると、クローリングとは