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Clubhouseと行動力

最近何かと話題のClubhouse。
その存在がわかり始めた頃、私は何とかしてClubhouseに入れないだろうかとずっと考えていました。

というのも、Clubhouseの特徴は招待制であること。しかも1人が招待できるのは2人まで。

各界の著名人たちが繰り広げる様々なジャンルの濃い話が聞ける画期的なアプリ。
情報収集癖がある自分にとってこんなに魅力的なものはないと思いました。
ただ、その時のユーザーは恐らくほとんどが誰もが認める有名人か、一般人とは一線を画すような業界人ぐらいだろうと思っていたので、自分が使えるようになるとしたらそれはずっと先のことだろう、と思っていました。

そんな中、ある日instagramのストーリーズに大学時代の後輩が「誰かClubhouseをやっていませんか?」という趣旨の投稿をしていました。

それを見たとき、
「わかる。気持ちすごくわかる。
でも今はさすがに無理じゃないかな?」
くらいに思っていました

しかし、その後輩は翌日Clubhouseに入ることに成功していました。

衝撃を受けました。その後輩の行動力と鮮やかすぎる成功を目の当たりにし、少し感動を覚えたくらいです。

すぐさまその後輩に招待をお願いしようとした指を一旦止め、
・もう招待枠が無くなっているかもしれないからメッセージを送ったところで無意味かな?
・そもそもメッセージ送ったらがめつい奴だと思われるかな?
・でも今メッセージを送れば招待がもらえるかもしれないのにこのまま何もしなくていいのか?

など何周も思考を巡らせました。
考えに考え結局ダメ元でその後輩の招待枠に賭けることにしました。
ただ、心の中に少しの後ろめたさはあったので
「招待枠もう無くなっちゃった?」というような聞き方で。

メッセージを送り、程なくしてその後輩から電話番号を聞かれました。

え、何が起こっているんだ…。

断りか謝罪のメッセージが来るだろうと思っていた自分の元にClubhouseへの道ができていました。
結局自分を招待してくれたのはその後輩がClubhouseに招待した共通の先輩でしたが、何はともあれ私はClubhouseに入ることができました。

Clubhouseという存在を知ってから3日後の出来事でした。

それからは毎晩Clubhouseを開いては日常生活では聞けないような業界話や普通なら受講料がかかってもおかしくなさそうな程かなりアカデミックな話など、リアルタイムで有名人たちの会話を聞き漁りました。
使えば使うほどあのとき後輩に賭けてみてよかったなと何度も思いました。

Clubhouseを使う中で、世の中にどれくらい浸透しているのかがずっと気になっており、たまにTwitterで「Clubhouse」で検索をかけていました。
ユーザーが増えつつある一方、入りたいけど招待制であるが故に入れていない人がまだまだ多い印象でした。
そのような人たちのつぶやきで
「誰か招待してくれませんか?」
というような投稿を多く見かけました。
それらを見て私はなんとなく違和感を覚えました。

あなたは手元に2枚しかない招待チケットを「誰か招待してくれませんか?」と言っている人に渡そうと思いますか?

どうせ渡すなら「あなたから欲しい。」、「〜という理由があって欲しい。」というように、誰でもいいから欲しいというようなニュアンスではなく、自分が渡す意味のある人や本当に必要としている人に渡したいと思いませんか?

私がClubhouseに入れたのは行動力があったからだというようなことを言う気はありませんが、既存・新規問わずClubhouseユーザーを見る限りその人たちの発言や発信から行動力を感じることが多いです。受け身ではなく、自発的に何かを発信したりアクションを起こしている印象のある方ばかりです。

少し前までは当分自分には関係ないんだろうなと思っていたClubhouseが実際に生活の一部になり、今回のような学びにまで繋がるとは全く思っていませんでした。こういうことが起こる度に人生って何があるかわからないからおもしろいな、と思います。

せっかくご縁があって頂いた招待枠なので思う存分使い倒してたくさんのアイデアやインスピレーションを吸収して、引き続き自分の生活をどんどんアップデートしていこうと思います。

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