作り手がかけた愛情は相手に伝わる

物でも料理でも音楽でも、制作者側がどれだけ心を込めて作っているか、というのは必ず伝わるものです。
これは言葉で伝えるものではないし、見ればわかる、食べればわかる、聴けばわかるという単純なものでもなくて、波動として伝わるんですね。

ある種のテレパシーというか、波動として伝わるので、美味しい！とか歌や演奏が上手い！ということだけではなくて、何か心に伝わるものがあって、忘れられないものとなるのです。

絵画でも同じで、原作とそっくりに模写する人がいたとしても、やはり釘付けになるのは本物です。その迫力というか、作者が込めた思いがちゃんと作品に封じ込められています。

創作ってクオリティーが求められるもので、もちろんそれは大事なことではあるのですが、どれだけ愛情がこもっているかというのは、目に見えるものではないし、なかなか評価されにくいのですがとても大事なことで、波動というのは高いほど心地よく魂に響くのです。
魂で受け取るので、言葉にはできなくても「何か」を感じるというのはそういうことです。

技術があって美味しそうに見える料理でも、あれ？ってのはあるし、とても上手い歌でも伝わらない歌ってあります。
その逆もあって、雑なように見えてとても美味しい料理とか、たいして上手じゃないのに心に響く歌とかね。
それはみなさん経験あると思うのでわかるはずです。

技術って必要なものですが、それ以上に大事なものは「心」だと思っていて、どれだけ愛情をかけたのかということが、相手をハッピーにする源です。目に見えなくても確実に伝わるものなので、これをしっかり理解しておくことですね。