強制終了が起きた時の心得

今までの仕組みの崩壊が、リアルに目に見える形で起きてきています。
何度も書いてきましたが、ピラミッド型組織形態は今の時代に合わないので、今後多くの会社が突然死のように機能が止まってしまうだろうし、個人でも、今まで当たり前だったお金の流れが突然止るとか、いきなり多額の借金を背負うなど、予想もつかない形で強制終了が起きて、作り上げてきたものを全て手放さなければならないこともあるでしょう。

誤解して欲しくないのですが、ネガティブなことを言いたいわけではなくて、今までのものが全て終了し、新しいものに生まれ変わるタイミングにきているということを、自分自身も再認識するために書いています。
世界中が一時的に大混乱になるかもしれませんが、それは間違った価値観が蔓延したために、地球の浄化が起こるのであって、決してネガティブな出来事ではないんです。
今までのものを一旦終了させ、その先に素晴らしい時代を迎えるために、通過儀礼として起こることなのです。

政治や経済の仕組みも含めて、根本的に生まれ変わるには、今までのものを根こそぎぶっ壊すしかないので、ビルを建て直す前にダイナマイトで爆破して、一旦更地にする作業のようなものなのです。
ただ、現時点ではこれから先もコロナ関連の混乱は続くだろうし、地震も多いし、今年もゲリラ豪雨などの被害があるのかもしれません。

考えてもみてください。
三ヶ月前には今の状況は全く予想できなかったわけだし、三ヶ月先のことも全く予想がつきません。
先が見えない場所に立たされていて、どっちに向いて歩いていけばいいのかわからない状況です。

よく言われてますけど、変化に最も適応した生物が生き残れるんです。
だから適応力を高めるしかないんですね。
確かに現在は非常事態の最中だし、本当に何が起こるかわかりませんが、唯一自分の精神状態だけはコントロールできるじゃないですか。
精神を鍛えるというよりは、適応力を身につけることで、この状況を乗り切っていくことを考えたほうがいいんです。

今までどんな災害や戦争があっても、人類は生き延びてきたわけだし、平穏な時代が終わって試される時期に差し掛かっただけですから、手放すものは手放し、価値観も何も時代に対応して変化させ、どうすれば「心穏やかに過ごせるか」に注力したほうがいいでしょう。

とにかく変化に強くなること。
いたずらに不安にならないこと。
別に今日明日に命を落とすわけじゃないし、メディアが伝えることや周りのどうでもいい情報に振り回されることなく、自分と家族、そして仲間たちとどうやって助け合っていくかを真剣に考える時です。

会社が破綻しても、借金を背負っても、家を失っても、生きていくことには変わりないし、生命の危機を迎えるわけではありません。
今の社会の仕組みの中ではうまくやれないということが明確になっただけで、そもそもその仕組みに問題があったとしたら、自分を責めることでもないんですよ。

だから住む場所や仕事や生活の仕方を一旦白紙にして、これからどうやって生きていくのかを考え、実行に移していく。
それが適応するってことだし、激動の時代を生きるってこういうことです。

お金をたくさん持っていることより、雑草の中でどの植物が食に適しているか、見分ける能力があるほうが重要だったりするんです。
プライドや他人からどう見られるかなんて、全く関係ないです。
いよいよ本気で大転換が起きてくると思うので、適応力を身につけ、心の準備だけは怠らないようにしたいものです。

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