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統合することの意味

この地球上では相反する二つのものが存在することでバランスが取れています。男性性と女性性、陰と陽、光と影、N極とS極などなど、それ以外もたくさんありますが、これはどちらかが不必要なものではなく、両方とも必要だから存在しているのです。

例えばポジティブとネガティブに関していうと、ネガティブは排除すべきものかといったらそうではありません。
ネガティブがあるからポジティブの意味も明確になるし、その両方を体験するから思慮深くなるというのもあります。

統合というのは、この相反する二つのものを丸ごと受け入れるという意味で、わかりやすくいうと、自分の個性や長所だけでなく、欠点も受け入れることでバランスが取れるのです。
ダメなとこも含めて自分だと認めることです。

世の中には欠点がない人なんて存在しません。
それも含めて個性なのです。
もっというと欠点がなければその人らしくないということだし、欠点も含めて絶妙なバランスが取れているから完璧だといえるんです。

欠点ばかりフォーカスしていても粗探しにしかならないし、長所しかない人間がもし存在していたら、やっぱり人間味がなくて面白くないんですよ。
全部丸ごとを受け入れて、これが自分ですと言えることが素晴らしいわけだし、それが統合への道でもあります。

善と悪とかいいとか悪いとか、どうしても二極で捉えてしまう癖があると思いますが、それももう古い価値観です。
自分のことはもちろん、相手に対しても、ここさえ直してくれたら愛せるのにな〜なんて条件を付けず、丸ごと受け入れるようになりたいものですね。


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