発達障害からの不登校~クラス替え、担任との出会い~

長女が小学5年。
クラス替えです。
クラス替えといっても、田舎なので
子供の人数も少く、2クラスしかありません。
なので、半分替わる位です。
一人も友達がいない長女は、クラス替えしても
一人ぼっち。
ただ、新しく担任になった先生、M先生。
長女との相性は良かったようで、唯一
長女の理解者でした。

長女もM先生はダンスが大好きで、とても
面白い先生‼と話していました。
運動会の全校表現演技のダンスの振り付けは
M先生が考えてるそうです。

長女が少しだけ楽しそうに話すM先生に
夏休みの個人面談で会えるのを
楽しみに母は待っていました。

夏休みの個人面談
念願のM先生と対面。
長女の事をとても理解してくれてる先生で
他の先生よりは発達障害の事を
理解できてる先生でした。

計算障害、書字障害のある娘のことについて
できない事に労力を使うなら、長女の
得意な物を伸ばして行く方がいいと思います。
長女は絵が上手です。秀でた才能だと
思います。絵の才能を伸ばせば、
長女も自信がつくと思います。

計算ができないなら、電卓を使えば
いいんです。
漢字書くのが困難ならば、パソコンで
文字を打てばいいのです。と
M先生は仰いました。

算数の授業中は学校にある電卓を
長女に使わせてくれていました。
その電卓は、分数の計算もできる
学校用の電卓。
学校に10台ほどあります。
私は長女さんに使わせています。
クラスメイトにも文句言わせない為に
皆も使いたい時は言ってね‼と
クラスの子にも使わせてるので、
長女さん対して何か言ってくる生徒は
いませんので安心してください。
1年~4年までの担任とは全く違う
頼もしい先生でした。

私はM先生に感謝している事があります。
それは、友達という友達ではないですが、
唯一、長女を遊びに誘ってくれる子が
2人いました。
あまり自分の事を話さない長女なので
ある時、色々言われたらしく
我慢の限界が来た長女は、学校の帰りに
持っていた傘で、その子の腕を叩いたそうです。

長女が震えながら、Rちゃんの腕を傘で
叩いてしまった...
話を聞くと、長女にも悪い所があることは
確かです。
ですが、何も言い返せないのを分かっていて
腹パンチとかしてくる子も良くない。
一応、担任に報告しました。
そして私も相手の親御さんに連絡をし、
長女にも至らない所があったと思うと
謝罪をしました。

翌日、長女が学校へ行くと
M先生が来て、注意されると思ったようです。
ですが先生の口から出た言葉は
『よくやった‼』と長女の耳元で言ったんだそうです。
やり方はあまり良くないけど、
自分の意思表示ができた‼と褒めて
くれたのです。

長女がいい先生と言うだけあるなと
思いました。
長女は人を見る目があるんだなと
実感しました。
M先生が居たからこそ、長女は
卒業まで頑張って学校に行けたのだと
思います。

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