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からあげ日和②「思わぬハプニング」

さてさて、今月もからあげ、つくりましたよ。
今回の課題は、前回うまくいかなかった温度調整と、違う味へのチャレンジ!

今回はね、「白だしからあげ」「塩からあげ」の2種攻めでいってみた。
私、焼鳥や焼肉にいっても基本的に塩で食べるのが好きなんだよね。というか塩自体が好きで、めずらしい塩や気になる塩があるとつい買っちゃう。
前回は定番醤油でつくってみたんだけど、実はそのころからすでに今回の2種の味の方が気になってた(それならそっちをつくりなさいよ)。

今回のレシピはこちら。
【白だしからあげ】
・鶏もも肉:2枚
★白だし:大さじ3
★酒:大さじ1
★塩:小さじ1/4
★にんにくチューブ:適量
★しょうがチューブ:適量

【塩からあげ】
・鶏もも肉:2枚
★ごま油:小さじ4
★酒:大さじ2
★塩:小さじ1~小さじ2弱
★こしょう:適量
★鶏ガラスープのもと:小さじ1
★にんにくチューブ:適量
★しょうがチューブ:適量

今回はそれぞれ鶏もも肉1枚分でつくったので、調味料は全て半量で。衣や作り方は前回と同じにしたよ。

とりあえずまずね、肝心のお味ですが…

っっっおいしっっ…!!

やっばいわ。断然、醤油よりこれらの方が好き。
白だしの、じゅわっと上品に広がる風味。醤油とは違って、白だしっていうだけあって出汁感があるんだよね。
そしてね…、ここへ柚子胡椒をつけてみたんだよ。それがもう最高に合う、合う!!!!!我ながらからあげの真骨頂を開拓した気分だった(いや、ぜったい他にもしてる人がいるであろうことはわかってる)。

塩からあげも最高~~!こちらは思ったよりもごま油がけっこう効いていて、「塩からあげ」というより「塩ごま油からあげ」って感じ。でも案外さっぱりしているからパクパクいけた!ただあとで反省点にも書くけど、塩、もう少し入れてもいいな。今回は塩辛くなるのを恐れて、ちょっと少なめにしたんだ。

ひとまず味はめちゃくちゃ美味しくできたから嬉しい~~!
さて、研究なのでね、振り返っていくよ!

【白だしからあげ】
①白だしそのまんまって感じだったから、もうひと工夫ほしい。
…かといって、あまり余計にいろいろ入れても白だしのよさが消えちゃいそうだし…どうしたものか(笑)。また別の白だしレシピも検索してみようと思う。

②白だしの種類によっても味が変わりそう!
他社の白だしでも試してみたいな。まあこれは白だしを使い切ってからでないと実現しなさそうなんだけど。

【塩からあげ】
①塩とこしょう、もうちょっと入れてもよさそう!
今回は調理塩+ちょっとだけ岩塩ガリガリしたんだけど、塩辛くなるのを恐れて気持ち少なめにしたの。意外と塩加減はまろやかだったから、今度は岩塩のみでいってみようかな。

②ごま油、けっこう効くから少なめにしてみよう!
とっても美味しかったんだけどね。白だしの上品さとごま油のパンチで、味のコントラストもしっかりついてたし。
ただ塩がごま油に隠れた感はある。だから今度はちょっとだけ少なめにしてみよう。

【共通】
①まず、前回忘れたフォークプスプスを忘れずできた。
下味を変えているから正確な比較ができないけど、これのおかげか、今回はよりしっかり下味がついてたなあ。他の家事をしていたこともあって、前回より漬け込み時間も長くなったからっていうのもあるかも。

②片栗粉を払わなさすぎた。
片栗粉をつけるときに、あまり払いすぎないほうが衣が厚くなってザクザクするのでは?と謎の自論を思いつき、今回は前より少し片栗粉を多めに残したの。そうしたらさ、揚げているときに余分な片栗粉が自動的に落ちちゃって、結果油が汚くなるという。
なるほどね…!これもやってみて気付くこと。いやあ、おもしろい。今度はやっぱりちゃんと片栗粉払おう。

③にんにく、次はチューブじゃなくて本物をすりおろしたい。
たぶん、これだけでまた風味が全然違うと思うんだよな~。処理の面倒くささが勝ってしまって、どうしてもチューブに頼りがちになっちゃうけど、次こそは美味しさのために臭くなろうと思う!

ほんでよ、一番の課題にしていた温度よ。
これがさ…ハプニング発生しまして。
なんと、

コンロの電池が減ってきていたみたいで、火が弱々しくしかつかない。

おいおいおい…!!前日まで意識してなかったー--!!!

作戦では中火を基本としてゆっくり温度を上げ、時間をおきながら安定させるつもりだったんだけど、今回火の加減で全く安定させられなかった…。そうしたらさ、やっぱり前回ほどザクザクにできなかった。
くうう、悔しいね!でも電池変えたから、次こそは大丈夫なはず!

今回はこんな感じのからあげ日和。
いやあ、楽しい。次元は違えど、料理研究家の人たちってこんな感覚なのかな。美味しさを追求するのって本当に奥深い。

今回はビールの中でも殿堂入り級に愛するサッポロクラシックをお供に。いつでも買えるビールじゃないからさ、あると即買いなのです。幸せ。

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