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海外で星の撮影をするならダントツでニュージーランドをお勧めする理由

2015年と2017年にニュージーランドまで星景写真の撮影旅行に行ってきました。今度海外に行くとしたらどこに行きますか?と言われてもニュージーランドと答えるほど星好きにはたまらない場所だと思いますので、その良さをお知らせしたいと思います。

1.日本からは見ることが出来ない南半球の星空を暗い空で見ることが出来る

星好きなら一度は見てみたいのが「南十字座」「大小マゼラン雲」「エータカリーナ星雲」などの南半球の星空です。それらの星たちが条件の良い空で見られるのがニュージーランドです。私が行ったのはテカポ、マウントクック、ワナカ湖などですが、どこも光害が少なく町から離れれば美しい星空に出会うことが出来ます。一説によると文明が集中している北半球より南半球の方がチリが少なくて星も綺麗というものもあります。
写真の露出時間も日本より長くできて空が暗いことがわかります。

南半球のダイナミックな星空


さそり座が日本と違って逆さまに見えます


一度は見てみたい南十字座



2.テカポやマウントクックなどダイナミックな景色がある


星景写真を撮っている僕としては景色が素晴らしいことが大きなメリットになります。有名なところではテカポの教会がありますが、マウントクックでは雪山がアクセントになりますし、ワナカ湖の1本木など各地に絵になる風景が広がっています。

善き羊飼いの教会と天の川  
今はまわりに囲いが出来たとも聞いているので同じような写真が撮れるのかはわかりません。


ロケハンで見つけたつり橋と天の川


ワナカ湖の1本木と月


マウントクックと星空


3.治安が良く熊などの猛獣がいない

夜を撮るのは夜ですから言葉も通じない海外での撮影は不安がつきまといます。その点ニュージーランドはかなり安心だと思います。
テカポの教会やワナカ湖の1本木には人がいましたが、その他ではほとんと人とは会いませんし、そもそも人口密度が低いです、
マウントクック地区の道沿いで撮影していた時、1台の車が通り過ぎたと思ったらUターンしてきたので何かと思ったら「何か困ったことがありましたか」という親切なお声かけでした。日本でも熊に気を付けて撮影していますが、そういう猛獣もいないので安心して撮影することが出来ます。

ちょこちょこ小さな動物をよく見かけたので、あらいぐまかと思っていたのですが、 帰国して調べたところポッサムという動物だとわかりました。
橋を渡るときについてきて並んで欄干を歩いたりして楽しかったです。


4.車のルールが日本と同じ右ハンドル・左側通行

日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、ランナバウトなどのルールを覚えれば運転しやすい国です。一般道では制限速度が100キロで、街中に入ると標識が出て、80キロや50キロとなります。
ただし通常は100キロで走ってるので、事故を起こせば大事故に繋がることが考えられ、慎重な運転を心がけました。


100キロ制限の一般道はこのような標識が出ると50キロ制限となります。


5.時差が少なく比較的安価で行ける

日本とニュージーランドの時差は3時間と少ないので時差ボケは心配いりません。2017年の時は2人でレンタカーを借りて泊りはユースホステルだったこともあり5月1日~8日のゴールデンウイーク期間中でしたが、1人20万円以下と安く済みました。
今は全てが値上がりしているので同じようにはいかないと思いますが、先日はゴールデンウイークでニュージーランド航空が往復12万のキャンペーンをやっていましたし、比較的安価で行くことができる国ということができます。

2017年の行動範囲
成田からオークランドまで飛んでから国内線でクライストチャーチ国際空港まで行き、そこからレンタカーで移動しました。


ここまでお読みいただきありがとうございました。2回のニュージーランド旅行記はブログに詳しく書いていますので、興味がある方はご覧ください。


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