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キャリア開発の思考法〜好きを仕事にして幸せになる方法〜

「好きなことが見つからない問題」、「ベンチャーvs 大企業問題」「やりがい vs 給料問題」に活かせる思考法を共有します。キャリア意思決定の以下5つの考え方・ヒントを提供します。

1:ベースボール理論
2:Want Canマトリクス
3:やりがい・スキルマトリクス
4:内的報酬・外的報酬
5:好きの見つけ方

いずれも必ず役に立つ思考法なので、ご覧ください。

ベースボール理論

まずは下記の図をご覧ください。

上記のようにキャリア開発時に、野球のダイヤモンドを想起するとイメージが湧きます。

1塁、3塁方向の矢印は自分の進みたい方向性です。

例えば、テクノロジー系、マーケティング系、金融系など何でもOK、両矢印を設定すれば、2矢印の間は全てヒット。つまり、どれを選んでも正解です。この間に入る様なチャンスを追えば良いのです。

いきなりホームランを狙わずに、ヒットゾーンに入る、向かいたい方向性にフォーカスしその間のヒットを狙えば良いのです。

次は下の図を見てください。

ヘリコプターに乗ったつもりで、「グーーん」と、一気に野球場を俯瞰してみましょう。

実は、ヒットゾーンの反対側には膨大なまでの「ファールゾーン」が存在します。このファールゾーンは、絶対進んではダメです。

やりたい方向検討の逆、つまり、「嫌い・やりたく無い」を考えると、相当量のやりたく無いがあるはずです。進みたい矢印にはそれらをすべて排除する矢印の動きを設定しましょう。

もう一度グランドに戻りましょう。俯瞰した図でファールゾーンを見直すと、自分の両矢印の間は「確かに、全てのヒットゾーンが自分のやりたい方向性に進んでいるな。うむ。」と実感できるはずです。

口説いですが、いきなりホームランを狙わずに、ヒットゾーンに入れば将来のホームランゾーンが目の前に見えてくるはずです。1Click(短期思想)でホームランは無いのです。

「Want × Can」マトリクス

次に、ベースボール理論と、「Want(やりたい)」 と「 Can(できる)」 を4象限で考えてみましょう。下記をご覧ください。それぞれ解説しましょう。

①「やりたく無いし、できない」=ファール
これがファールゾーンです。人生での選択ではここだけは「絶対に」避けましょう。万が一自分がここにいると感じてしまった場合にはすぐに違う場所へ移動するように転職意思決定をしましょう。だらだらしてはいけません。
②「やりたいができない」=ヒット
自分が好きだがスキルが無い状態。
自分は望むがスキルが無いため訓練やスキルアップ努力が必要。好きなら努力できるはず。訓練や努力が面倒くさいと感じるなら、本当は好きではないということです。③を一つでも作りましょう。
③「やりたく無いが、できる」=ヒット
やりたくない手前、軽視しがちも価値あり「自分の常識は他人の非常識、あなたが出来るできることが、他人はできない」可能性があります。ただ、自分はやりたく無いので満足感は無いが、お金にはなる。そこで、③に居ながら②の開発を提案します。②から④が幸せと考えがちですが、③から④で成功する道もあります。感謝されて報酬を得ていたら好きになっていたパターンです。例えば、品質保証やサポートでつまらないけど、スキルが溜まりアウトソーシング会社化して社長に。その後拡大した例など、実はこれが転職だったんだと気がつくパターンもあります。従業員から社長へと立場が変わって好きになったわけですね。
④やりたいし、できる=ホームラン
最高です。年収1000万円(ホームラン)まで後少しなので、突き詰めましょう。幸福感は1000万前後がスレッショルドらしいので、ここを目指しましょう。やりたいし、できるが金にならない場合は、市場をスライドし、③で効率的に金に変え④と並行させましょう。

上記「Want  × Can」マトリクスと「ベースボール理論」の行き来の意味合いは「向かうべき方向性と具体的事象」の整理です。

「Want  × Can」マトリクスで、やりたいこと・できることを整理し、改めてベースボール理論で自分の進みたい方向性を決めていく思考法です。

大企業vsベンチャー

頻出課題の「大企業か?ベンチャーか?問題」も言及しておきます。そもそも、どちらからも内定をされる人が悩むべき課題です。(受かってから考えろ問題)そうはいうものの、下記図で考えてみましょう。

やりがいの有無、スキル獲得是非で4象限化しています。

A:論外です。即撤退しましょう
B:やりがいはあるが、スキルが付かない。悩ましい課題です。業務がルーチン化しているか、ベンチャー企業ならやりがい搾取かもしれません。一方、ルーチンのため「安定・安心」できる、人間関係良好でやりがいがあるという良いでもあります。しかし成長目線だとスキルが付かない。Dへ移行が理想ですが、すぐ見つからないため、日々の業務改善や余暇でのスキル獲得・勉強などで本当に欲しいスキルを入手しましょう。
C:やりがいはないがスキルがつく。これも悩ましい。大企業での大きなプロジェクトにアサインされるが自分のやりたいことではないなど。Dへ移行が理想ですが、スキル習得迄は淡々とスキルアップに集中もありです。次のステップでまたCへ移籍してスキル獲得も吉。ただ、本当に必要なスキルで世に貢献できる実感があれば、やりがいも出てきます。スキルをどう活かすかを考えてDへ移行できると良いと思います。
D:ここが理想です。多少ストレッチした目標達成に向け努力をするとスキルが上がり、達成感のやりがいがある。これを目指しましょう。大企業にもベンチャーにも存在するはずでず。

一般論にはなりますが、上記を見ていくと、ベンチャーも大企業も、どちらにもやりがい・スキル獲得の道がありそうです。

ということは、大企業 or ベンチャーか問題は、どちらも視野に入れ、「自分の入手したいスキルを明確にし、会社側にその提供土壌があり、会社の要求とマッチするか?の、模索が必要です。一概にベンチャーか、大企業かでは括れないのが現状でしょう。

そもそも、どちらも優秀でないと入れない人が多い中で、自分の要求がまだ漠然としている内に、偏った意思決定は勿体ないと思います。

一般論にはなりますが、「敢えて」ベンチャー(一部NPO含む)をやりがい、大企業をスキルとして分類すると、上記になります。(当然逆もある)

理想はやりがいもあって、スキルが身に付く大企業やベンチャーを探す、そこに入社して価値を発揮できると証明できるスキルを磨くというのが現実的です。

やりがい・スキルと「給料」は別問題

基本的に大企業であれば、報酬は悪くないと思いますが、ベンチャーだと最初のフェーズでは給料は下がるかもしれません。そう、もう1つのファクター金銭です。

給料は、あなたの努力ではなく、その業界の生産性で決まるので、どの業界に属するかの方が大事です。例えば、大企業なら投資銀行/金融・商社・コンサル・メガIT・通信・大手製造(トヨタなどグローバルNo.1系メーカー)です。ベンチャーだとどの技術でトレンドなのかがフォーカス領域です、AI/Blockchain/ Data scienceなどのData/Engineering系は高報酬でしょう。

給料の様な外部から得られる報酬を外的報酬と言います。

外的報酬:給料や昇給、昇進・昇格といった金銭・地位など具体的報酬
内的報酬:のめり込み・成長・やりがい・自己実現・達成感など精神的報酬

日本人は特にお金、地位、環境などの「外的報酬」よりも、やりたいこと、実現したい「内的報酬」によって動く傾向が強く、給料は低いが、やりがいのある仕事に居ることがあります。

アメリカ人と真逆です。

これは良いとか悪いとかではなく、自分がどうしたいか?という価値観なので、尊重すべき考え方です。

自分のライフスタイル・マインドセット・家庭環境・ライフサイクルに沿って変化すると思います。

自分の好きの見つけ方

自分の好きの見つけ方の思考法も共有したいと思います。

大学・大学院で講師業で300人以上の学生・社会人をみてきたのですが、

・自分の好きなことが分からない
・自分で押さえつけている
・このレベルでは好きに入らない。

等、自分で自分に蓋をしている人が随分多いです。小さなことでも良いのです。幼少期や学生時代の自分を思い出して一心不乱に書いてみましょう。誰も邪魔しないので好きに書いて大丈夫です。

下記のマトリクスを参考にしてみてください。これは大前研一先生がよく話しているマトリクスです。

定年前に下記4象限に夫々5つ、つまり20個以上記載できる様今から開発しましょう。できないと、定年後、暇で何のための老後かわからなくなります。

例えば自分の場合の下記を記載します。

しょぼ!というのもあると思いますが、良いんです。人それぞれ好きなことや趣味は違うので、色々描いてみましょう。

この中に「自分が好きなことで、できること」のヒントがあります。このヒントに記載の好きなことを実施している最中、前後、などのプロセスで感謝されたり、嬉しかったこと、楽しかったことがあると思います。

自分の仕事に活かせる部分がないかを検討してみましょう。

まとめ

1:ベースボール理論
2:Want Canマトリクス
3:やりがい・スキルマトリクス
4:内的報酬・外的報酬
5:好きの見つけ方

の5つを解説しました。全て「誰か」が答えを教えてくれるものではなく自分自身が答えを見つけていく必要があります。

そのため自分と向き合う時間を確保してじっくり考え、過去の棚卸・現状分析・未来の方向性と、時系列で振返り、将来の意思決定をしていくことをお勧めしたいと思います。

こちらにもキャリア志向の考え方をまとめたので役立つことが1つでもあると思います。

参考図書

巻末の質問は逸脱です。以下ブログにGIFをまとめました

君はどう思う?と聞かれて答えられなかった自分を救ってくれた本。

名著すぎて何か一冊と言われたらこの本が私には一番しっくりきました。

マトリクスやビジュアルで考える思考法を入手したい人はこちら

図を見ているだけでも参考になるのは戦略コンサルの分析資料です。


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