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【サロン記事502】ライブ制作のお話

3/23 ライブ制作のお話

この記事は、 
アマチュアミュージシャンを
プロに育てるオンラインサロン
【HARK Startup Boost 】
(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)
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プロセスエコノミーについてなどのお話を
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〇 おはようございますー
朝ですね

昨日は久しぶりに
20年来のお友達のいる国分寺まで遊びに行きまして
そのあと新宿で飲み会という
まあ楽しい1日でしたね。


久しぶりに行きましたけど、
そういえば僕が施工したんでしたね。


10年前に設置したメインスピーカーも元気でしたし
当時としてもしっかりと作ったんだなぁと
思い出しながら
今後のお話も沢山してきました。



今裏でですね
沢山プロジェクトが動いています。


これはもちろんみなさんが
アマチュアミュージシャンとして成長して
今後はプロになる。
ということをブーストさせるための
プロジェクトです。


あと一年位たつと、ようやく
今までは何もなかったところに
道ができそうですね。

楽しみですねー


今年の尾瀬フェスくらいの時期には
コロナもおさまって、
打ち上げも盛大にやれるようになっていると
いいですね



どうも
朝から頭ガンガン痛いオーナーです
飲みすぎましたね。


今日はライブ制作のお話を
少ししようかなと思っています。



今ですね
例えばクラブチッタや
高円寺でライブをやる。
という時に


通常ですと必ず必要なのが
舞台監督
音響
照明
制作
と、こういうスタッフが必要ですよね。


これって、普段みなさんは新宿ROTTのような
「ライブハウス」 でライブをしているので
わからないかもしれませんが


大きな会場に進むと
こういう部署をそれぞれ担当した
「責任者」
「チーフ」
のような人が必要になります。


ライブハウス

これは
この「音楽ライブ」に特化した
作りになっていますので、
ミュージシャンだけが
体一つで行ってそのままライブができる。


例えば音響とか照明とか
そういうものは勝手に準備してくれる。
と、こういうふうに作られているわけですね。


しかし、「コンサート会場」
これは違います。
そもそもミュージシャンのために
作られた場所ではない。からですね


例えばダンスとか
講演会とか民謡。カラオケ大会。お祭りの催し。
こういうものにも使う。
「何にでも使えるように」してあるわけですね。


音楽ライブに特化していないのが
コンサート会場ですね。

ここにはまず「舞台監督」が必要になります。


舞台監督の仕事は
「技術的な部分」の責任者ですね。
これには専門的な知識が必要ですので、
なかなか自分達で兼ねることはできません。


そういうことができる人を発注して、
お願いして、お金を払って、
準備するわけですね。


ここでもう一つ大事な仕事があります。


これが「制作」ですね


簡単に言うと
「舞台以外の部分」を取りまとめる責任者ですね。


控室や裏導線の管理と準備。
必要なものの手配。
ケータリング、お弁当の手配。


これにお客さんの誘導や
招待ゲストなどの対応。
ファン対応物販対応。


ここって今はスタートアップブーストでは
「手弁当」で行っていることが多いです。


身内にお願いする、って事ですね。


ここって今は
みなさんアマチュアミュージシャンであり、
規模の小さい会場でのライブがほとんどで
お客さんの対応やグッズの販売なども
そんなにかさばるものではないので
こなせていますが

これからはどんどん複雑になってきます。


ここにも1人
「チーフ」を立てるべきですね。


ここをしておかないとですね
ライブをする上で仕事が多すぎるんですよ。


打ち合わせだけでも

会場
音響
照明
舞台
映像
お弁当
ケータリング
チケットの管理
グッズの管理
客誘導
ファン対応
制作物


こんなに仕事があるんですよ。


この分量の仕事を
当日はアーティスト本人たちが関わらずに
全てが進む状態にしておかなければなりません。


なのでですね
舞台監督と制作チーフ
この2人が必要になります。


今は舞台に関しては
オーナーが指示を出して
足達さんや藤井くんが動く。


制作に関しては
大江くんが指示を出して
千葉くんやアーティストの
お手伝いの人たちが動く。
と、こういう風な形で何とか回っていますが


これだと
「当日のトラブル対応」が出来ませんね。


みなさんはアマチュアミュージシャンですので、
ここに立つはずの
「専属マネージャー」がおりませんので

ライブの前の段階でこの
「舞台監督」 と 「チーフ」
この2人に仕事を渡してある
状態にしておかなければなりません。


これはライブ本番の日は
「決定権はアーティストではない」
という意味です。


決定権は
それぞれのチーフが持っている状態に
しておくのが良いですね。


そうするとスムーズです。


この先みなさんは
200人
300人
500人
と、規模がだんだん大きくなってきて
こういうライブが年に何回もやってきます。


ライブをやっていくタイミングでこういう勉強も
一緒に進めていくのがいいと思いますね。


昨日お話ししてて
結構今のアマチュアミュージシャンって
ここを勘違いしているなー
っていう部分があったんですが


ここでも前にお話ししましたが
「安いことが正義」
みたいな考え方の人多いですよね。



もちろんアーティスト仲間に
お手伝いを呼びかけるのはいいと思うんですよ。



自分達の時も手伝ってほしいし、
そのかわり他のアーティストのお手伝いにもいく。


勉強にもなるし
ファンにも顔を覚えてもらえる。


利点は沢山ありますよね。


ですけど
「責任者」は違いますよ。
安くてもいいので
「ギャラ」を設定するとか
交通費だけでも渡してあげるとか


こういう風にすることで
自覚を持ってしっかりとやってもらえます。



お互いにもいいですよね。
揉めたりしなくなります。
「仕事として」
やってもらってるんだよ。
(安くてごめんね)
と、

こういうことを表せるようになると大人ですね。
社会人って感じがします。


結構「安くてラッキー」みたいな人とか
そもそも人が動いているのに
お金が発生しないと勘違いしている人とか
恩を感じていないとか
こういう人が多い気がします。


勘違いしちゃってますね


そもそも、ここには人件費が発生する予定だった。


これを
アーティスト仲間のおかげで
お金がかからなくて済んだ。


ここが大前提ですよね。


これをラッキーで済ませるのではなくて
少ないけど交通費だけでも、とか
お菓子食べてね、とかお弁当あるよ、とか
今度お返しするからね、
あなたのライブに手伝いに行くよ、とか


こういうことを表せるように
今のうちから練習しておくべきですね。



こういう時に、こういう対応を見せられる人は
「信頼」されるということにつながると思います。


単純に人に好かれるとか。
好意を持ってもらえるとか。
一緒になにかやるにしても
お話がスムーズに進むようになります。


これが大人ですよね


みなさんも今のうちから
練習しておいてくださいね。


そのためのスタートアップブーストです。
アーティストの後輩がたくさんいるから、
タダで手伝いがたくさん居てラッキー
じゃないですよ?


先輩のライブの受付の手伝いめんどくせーなー
ギャラも出ないし。
じゃないですよ?


今みなさんは「練習」しているわけで
今まさにみなさんは「試されている」わけです。
プロになったらこういうことも
必要になりますのでね。



また、一般社会人でもこういうことは大事です。


というか
アマチュアミュージシャンも、
プロミュージシャンも
そもそも「一般社会人」です。


これくらいの教養は
身に着けておくべきだと思いますね。


みなさん意識してみてくださいね



さてそれでは
楽しかった余韻に浸って
ダラダラと過ごしたいところですが
今日も仕事パンパンですね。


みなさんも年度末忙しいですよね。


めちゃくちゃ頑張って乗り切りましょう
いってらっしゃい!

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