見出し画像

【私が喫茶店に行く理由】

喫茶店へは就職面接の前に行って心を落ち着かせて準備をする時もあったが、面接後に頑張った自分へのご褒美として喫茶店に立ち寄ることが多かった。
そんな時にコーヒー以外にご褒美としてケーキやプリンを頼んでしまいがちだったが、この時はまだ面接の結果も何もわからない状況なのに我ながら気の早いことをしてるなあと思った。
社会人になってからは、仕事が終わってから喫茶店に立ち寄っていた。コーヒーだけ飲んで帰ることもあるが、お腹も空いていたら夕飯がわりにナポリタン、ピラフ、サンドイッチなどの軽食も食べて帰ることもあった。

小学生の頃だと、習い事が終わった後に家族に喫茶店は連れて行ってもらったことがあったが、そういう時はいつも習い事の練習を頑張った後だった覚えがある。

私にとっての喫茶店とは、何かを頑張った後に自分へのちょっとしたご褒美として立ち寄る場所ともいえるだろう。

それと1人で喫茶店に立ち寄ることが増えた頃には、喫茶店で読書をしたり文章を書いたりして過ごすようになった。
コーヒーの香りや美味しい食事だけでなく木目調のアンティークがあり少し薄暗い店内の雰囲気から、私は心穏やかな気持ちを取り戻し、自分を見つめ直す時間を手に入れる。
組織の中で仕事をするようになって、そういった時間と場所が恋しかったのもあり、私はちょっと時間ができれば喫茶店へ行っていたが、今回の新型コロナの騒動で以前のような喫茶店通いが難しくなった。

仕事においても対応の遅い経営陣であったり仕事のトラブルが色々起きたりなどストレスが溜まることが多く、私の心は荒んでいくばかり。

以前に何度か行っていた喫茶店でテイクアウト商品を出すようになったと聞き、実際にテイクアウトのサンドイッチを持ち帰って食べるも、やっぱり店内で食べるのとは何かが違う。

私は喫茶店の中で軽食を食べたりコーヒーを飲んだりしながら自由気ままに過ごすことが好きで、新型コロナウイルス感染拡大によって以前のような喫茶店の空間が奪われていく現状は本当に心苦しい。

とにかく新型コロナウイルスの猛威さえ収まれば以前のように戻れると思うが、それはいつのことだろうか…
とにかく早く収束することを心から願うばかりだ。

私は今日も仕事終わりにテイクアウトのサンドイッチを目当てに喫茶店へ。
そして、無性に美味しいコーヒーを飲みたくなったので、コーヒー豆も買って帰ることにした。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!