平日の朝のルーティン。

感情のスイッチをオフにして満員電車に乗り込み、急いでイヤホンを耳に入れて音楽スタート。

今からやりたくない仕事をするために、
行きたくもない職場に行くんです。

毎日流れるように時間は過ぎ、手には何も残らない。
このままチャンスも流れるように通り過ぎていくかのようにも思えそうだが。

17時を過ぎれば解き放たれる。
感情のスイッチをオンにして、チャンスを虎視眈々とねらうハイエナと化す。
むさぼるように街の光に目を凝らし、口にできない思いをスマホに吐露する。

同じような日々を過ごしている人がこの地球上のどこかにいるはず。
ハイエナになれる時間がある限り、私達はまだ死んでいない。
死んだらすべて終わり。