ACTION READING
赤羽雄二著(SBクリエイティブ)2016年
マッキンゼーのコンサルタントとして活躍された赤羽雄二氏による、「読書の方法」が書かれた本です。
大きく3つの情報があります。
・読書をいかにスタートさせるか
・読書を人生に活かす方法
・読書による効果
読書をいかにスタートさせるか
読みたいと思っていても、なかなか読書を進められずにいる人は多いと思います。
そんな人たちの特徴はこんな感じです。
・ベストセラーはチェックしている
・毎月一定数の本を買っている
・仕事が忙しくて読む時間がない
・集中して読める環境がない
・漫画なら読める
・趣味の読書はできるけど、仕事の本は読めない
こういった人にとって重要なことは、いかにして読書へのモチベーションを高めてスタートさせるかです。
方法は簡単。
本を読むときに、目的を明確にすることです。
ACTION READINGでは、ベストセラーに拘らず、興味のある分野の本を読むことや、仕事に必要なのは本などに絞ることをオススメしています。
さらに、
自分の人生にとっての読書の優先順位を上げる
ことが重要としています。
自分にとって重要なものでないことは、つい後回しにしてしまうもの。
たとえば、読書しなければ死ぬと言われたら、読書を強く意識するでしょう。要するに自分で、読書を自分の人生にとって重要なものであると位置付けるということになります。
読書を人生に活かす方法
自分の人生に重要な意味を持たせるためには、読書によって人生を大きく変えることを意識することから始めます。
鶏が先か、卵が先か、みたいな話ですが、事実です。
読書を人生に活かすためには、読んで終わりではなく、学んだ知識や技術を実際に使うこと。実践が何よりの方法になります。
本を読んで終わりでなく、何かしらの行動を起こすこと、それを継続してどうなるのか未来を思い描くことが、人生に活かす方法として紹介されています。
読書による効果
読書は必要な知識や技術を学べるだけではありません。
著者が何について、どのような考えを持ち、世間にどう伝えようとしているのか。
その様を見ることがてきるのが、読書だと言えます。
本を読むことは、著者に質問を投げかける行為であり、その人の考え方や意見の構成の仕方を知る行為でもある。
同じ著者の本を複数読むことで、その著者の思考などを知ることができる。
つまり、本の中で語られた知識を知るに留まらず、それを書いた人自身の姿まで知ることができる。それが読書なのかもしれません。
本は読んで終わりではなく、行動してこそ意味がある。
この記事を読んで、あなたはどんな行動をしますか?
本を手に取るもよし、これまで読んできた本を見直してみるもよし。
何もしない選択もよし。
あなた次第です。
投稿を気に入ってくださったら、よろしければサポートお願いします。これからも、世の中の出来事を分析しながらお伝えしていければと思います。