星空に心が動かされた場面 《星景写真》

画像1 【星に 導かれて ~スターナビゲーション~】眼下に広がる光景に、衝撃を受けた。飛行機の窓から見えてきたのは、まるで宇宙から見下ろしているかのような、地球の姿。しかし、背景に見える星並びは・・・地上から見るものと変わらない。 かつて船乗りは、夜空の星並びを頼りに進路を見定めたという。自分の目の前に広がる宇宙でも、北斗七星がはっきりと北極星を指し示している。そうだ、いま私は、北極星を進路の左手に従えて、東へと向かっている。
画像2 【森に宿る星座】静かな森の中、木々が途切れた小さな広場で上を見上げてみたら、ひときわ明るく輝くギザギザな星並びが、はっきりと見えていた。空の中で木々に優しく包まれ、カシオペヤはとっても居心地が良さそうだった。
画像3 【ふたご座流星群】寒空に力強く輝く冬の一等星たちが、大きなダイヤモンドを描く12月、そのダイヤの真中を、とびきり明るい光の筋が駆け抜けた!冬空の主役のオリオンのわきを狙って飛び込んで来たようだ。
画像4 【星たちが集う場所】日が沈んであたりが暗くなっていくと、少しずつ、少しずつ遠くの微かな星たちの姿が顕になってくる。そう、ここは本当は、星たちがたくさん集う広場だったんだ。さぁ、階段を駆け上がって、星たちに会いに行こう。
画像5 【隣の銀河への近道】暗闇は、ここでもまた、遠くの宇宙の姿を見せてくれていた。木々の隙間を渡すように見える天の川は、銀河系、すなわち私達の銀河の星たち。そしてその左上にぼんやり見えているのが、お隣のアンドロメダ大銀河。ここからなら、銀河系はおろか、230万光年先のアンドロメダまでも、ひとっ飛びで行けそうな気がする。
画像6 【気配】夜霧で視界が遮られるなか、ふと大きなものの気配を感じた。何も見えない霧に向かって夢中でシャッターを切ると、、そこに浮かび上がってきたのは、見覚えのある山の輪郭。さらにその背景には、ひっそりと巨人オリオンも昇ってきているのが見えていた。
画像7 【星空を見上げた記憶】いつも変わらない…はずの星空の姿は、見上げるたびに違う表情をしているようにも感じる。悠久の時を経て、想像もつかない遥か彼方から届いた、星々の輝き。そのシンプルな光景の中には、どうもたくさんの隙間があって、そこでは自分の心が、伸び伸びと自由に羽ばたくことができるようだ。

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