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名作ドラマに学ぶ日常に役立つ考え方~ロング・バケーション~ #1

2023年が始まって、3か月。
ドラマフリークなワタシは毎クール何かしら日本のドラマを見ているのですが、それぞれ最終回を迎え数週間の空き時間が生まれています。

最近はTVerを用いてドラマをみるのですが、
この期間に過去の作品を見れるようにしてくれていてとっても助かります。

そんな中で今回は「ロング・バケーション」を見てみました。
木村拓哉さんと山口智子さん主演のドラマです。
これが放送していた当時は今のような見逃し配信やらがない時代でしたので、月曜日はOLが街から消えるといわれていたほど、社会現象を巻き起こしていたドラマでした。

私も当時なんとなく見ていた記憶があります。
当時は「キムタクかっこいいなー」「大人になったらこんな素敵な人になれるのかな」なんて夢を見ていました。

今、改めて見てみてタイトルの意味と繋がったエピソードがあったので、
ご紹介したいと思います。
以下、一部ネタバレがありますのでご注意ください。

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主人公はピアノ教師をしながらコンクール受賞を目指している瀬名(木村拓哉さん)と31歳で結婚式当日に新郎に逃げられた南(山口智子さん)のふたりを中心に話が展開されます。

瀬名(木村拓哉さん)は南(山口智子さん)の結婚するはずだった相手の元ルームメイト。
南(山口智子さん)は、売れないモデルをしており、貯金もすべて結婚式の違約金などに当ててしまい行く場所を失ったため、瀬名(木村拓哉さん)の部屋に転がり込んできます。
結婚するはずだった相手が家に電話をかけてくるかもしれない、戻ってくるかもしれないと待ち続けます。

今回は第2話からこんなやりとりを。

そんな中、元結婚相手が別の相手と結婚したハガキが瀬名のところに届きます。瀬名と南はそのハガキを巡って取り合い、ハガキはやぶれてしまいます。
肝心な部分は瀬名の手元に残り、瀬名はそのハガキを飲み込みます。

その後、二人で話をするなかで南はこんなことをつぶやきます。

「いつになったら出番がくるんだろう…何やってんだろう、私。1日パチンコやってた。」
そのパチンコ屋で元結婚相手とよく似た人を見かけたので、探していたのです。

そこで瀬名はこんな言葉をかけます。
「ねぇ。こういう風に考えるのはダメかな。ながーいお休み。」
「俺さ、いつも走る必要ないと思うんだよね。あるじゃん、何やってもうまくいかないとき。」
「何やってもだめなとき、そんな時は言い方変だけど、神さまがくれたお休みだと思ってさ」
「無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身をゆだねる」

南は「そしたら?」と聞き返します。
瀬名は「良くなる。……多分」

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改めて見返していて、こんな話だったのかとびっくりしました。
本や映画は見るタイミングや歳によって感じ方が異なると聞いたことがありましたが、今回まさにそうで。

なんとなく人生がくすぶっているように感じても、
カラダやココロがジブンの思い通りに動かなくても、
「神さまがくれた長いお休み」と思って、
「無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身をゆだねる」

ことが大切なのかなと感じました。

タイトルの「ロング・バケーション」ってこの意味だったんですね。


名作ドラマは、
色んな人の想いが形になって同じ方向性を向いているから、
よくなるのかなとも思いました。

長い長い道のりを走り続けて、疲れていませんか。
少しでもこの気づきがお役に立ちますように☺

ここまでお読みくださりありがとうございました🙏🌈💜

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