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お金の消費傾向から見る「お金はエネルギー」の成り立ち。

私たちは毎日お金を使うことが日常茶飯事になっている。
その結果、貯金が足りないと言った悩みに対して
直面することも少なくない。

「お金はエネルギー」と言われることもあるが
ここからは、大まかな出費の代表例から
そのように言われる所以を紐解いていこう。

なんとなく必要だと思っているものに対しての出費

なんとなくと言われると何とも雑であいまいな書きっぷりだが
例えば「今夜はカレーライスだから玉ねぎとじゃがいも
そしてにんじんが最低限必要だ」

と言った具合のカレーライスに対して先入観があるので
カレーの日はスーパーに行って
毎回玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを購入しにいくとする。

カレー以外にもパスタとかおでんとか食べたい料理があって
それに必要な素材もスーパーで買う。

結果としてカレー以外で使わない食材が増えて冷蔵庫を圧迫し
次にスーパー行く頃に食材を使いきれないということも起こりうる。

言いえてカレーに対する思い込みがあるがゆえに
余分なエネルギーを出してしまって疲弊するケースだ。

おそらくこう言ったケース以外にも
なんとなく必要だと思っているものに対しての出費はあると思われる。

そうした出費はお金、ひいてはものに対して
「あれにはあれが必要」と言った束縛という
ネガティブな側面から逃れられていないことを意味する。

もしあなたがカレーに対しての先入観がなく
例えば玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを使わずとも
他の食材、例えば白菜とかピーマンでも作って食べれるとなれば

他に作って食べたい料理と共存できる食材を買うことで
その週の食費を安く済ませることも可能になるし
冷蔵庫にある食材を使いきれないということも少なくなる。

飲食を外依存にしているが故の出費

仕事中の飲み物を選択する際にいつも自販機を使って
缶やペットボトルの飲み物を飲む。
この辺りが毎日お金を使うのが日常茶飯事になっているという一例。

ここまで茶飯事になっていると
毎日お金を使っているという感覚が麻痺しているだろう。

私もマイ弁当を持参する前はそうだった。
カップラーメンとコンビニおにぎりが多く
加えてお菓子やアイスを食べる
そんなことを日常茶飯事でやっていた。

週末と土日は毎回ご褒美としてどこかに外食に行っていた。

そうして出費がかさむことで
不定期に銀行にお金を下ろしに行く有様だった。

ある意味そこにはお金と言う対価を支払ってでも
外部に任せれば何とかなるという依存が垣間見れる。

お金と言うエネルギーを外に出すことなく
自分で済ませられることは自分で済ますと決められると
例えば弁当を持参したり
飲み水で言えばオフィスの水道水でしのぐことができる。

余談だが私の身の回りでは自販機やコンビニを頼らず
無料リソースの白湯(+水)を使ってる人を私は1人しか知らない。
上述の通り、飲み物を買うにしても大体の人が自販機を頼る。
そんな中、自販機のペットボトルを買わずに無料リソースを使う立ち回りは
周囲に流されない賢さの証左を感じさせる。これはなかなかできることではない。

そうした行動からも
普段からコスト管理ができるという意識が確立されていると見える。

必要かどうか怪しい人付き合いでの出費

まあいわゆる交際費というやつだろうか。
友人恋人とのパートナーシップなり
社会人として大人の付き合いなり
必要かどうか不明なセミナーでの出費。

「学び」に励む人たちの中には
「会社の飲み会」を忌み嫌う層の人たちも少なくないが
そこに該当する出費といえようか。

カフェ会、異業種交流会、人付き合いで参加しただけのセミナー………
私もこれでどれだけのお金が飛んだかわからない。

冒頭で申し上げたように「お金はエネルギー」の法則があるなら
必要のない人付き合いというのは悪い言い方をするならば

どうでもいいと思っている人たちに
知ってか知らずかあなたのエネルギーを捧げてしまい
そしていいように搾取されているということだ。

必要のない人付き合いでお金と時間を使った以上に
妙な疲労感を感じるのはそのせいである。

必要な人だけにエネルギーを使う
必要のない人にエネルギーを使わないと自分で決めて仕舞えば
どうでもいい人付き合いにお金というエネルギーをかけることはなくなる。

終わりに・時間とお金を何に割いているかと言うのが一種のアイデンティティ

時間とお金に関しては貴重な有限リソースである。
その有限リソースを何に割いているかと言うことで
現在のあなたが大事にしているものが見えてくる。

それが手放すべきものかもしれないし
本当に必要なものかもしれない。

節約本に書いてあるような節約術を行使するのはそこまで難しくない。
ただそこで何に本当にエネルギー(お金)を割くことになるか
節約した結果何が残るのか?

受け取れる結果は万人共通でなくあなた次第なのだ。

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