天空の花嫁のお話
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天空の花嫁のお話

子供の頃、物心ついたときに遊んだ初めてのドラゴンクエストは、Ⅴだった。

お化け退治、妖精との冒険・・と世界観がとても可愛らしいお話だなあと思っていたけれど、Ⅴの主人公が背負う運命に大きな衝撃を受けた。こんなつらい主人公は見た事がなかった。幼少期のラストのシーンは今でも怖い。大人になった今でも、何とか逃げられないか、運命を変えられないか、と思うくらい恐怖心がある。

大人になった主人公の第一歩は、助けてもらった修道院からはじまる。修道院の雰囲気がとても好きだった。ゲームを通して、私も修道院に行ってみたいと母に何度か言っていたことがあるほどだった。助けてくれたシスターの人の優しさに感動したからだと思うけれど、こんなに素敵な場所なんだって感動した。

結婚相手を決めなきゃいけないというのも本作の大きな魅力で、それぞれ魅力があって素敵だと思うけれど、ビアンカしか選べなかった。明るく元気なところが好きだったし、守ってあげたいなと思う存在だったから。弟は、よくフローラを選んでいたけれど、大きくなるにつれて、夜風にあたるビアンカは反則だよなあって言うようになって、成長したものだなあと感じた。

子供と一緒に冒険をしたり、仲間になったモンスターと一緒に戦ったり、仲間の存在がとてもあたたかい。でも背負っている運命は、過酷なんだよな。それでも前を向いて歩く主人公の面影を思い出すたびに、私も生きなくては、と思う。

「どんなつらいことがあっても負けちゃだめだよ」

という言葉は、ずっと心の支えになっていた。

エンディングでは、主人公がパートナーと一緒に手を取って踊るのだけれど、主人公が過酷な運命を乗り越えた先にある幸せ、本来あるべき日常を手に入れたよという証でもあると思う。それを考えると、踊っているというだけなのに、なんだか泣けてしまう。

子供の視点で見える世界、大人の視点で見える世界、時間が立つことで変わる人、変わる街。出会い別れが胸に響く作品。

橋がかかることで、行けるようになった場所。

自分がいなくなっている間に、変わり果ててしまった場所。

いなくなってしまった人。

新たに出会う人。

人との出会い、世界との出会い。

子供から大人になるということ。

大人から、親になるということ。

色んな出会いが凝縮されていて、沢山のことを学んだ作品。

人生の教科書みたいな作品だから、どう綴ればいいのか、とても難しいけれど、私はドラゴンクエストⅤが好き。



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