【私とゲーム制作】どうしてゲームという表現方法なのか?コンテストの参加について私が思うこと
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【私とゲーム制作】どうしてゲームという表現方法なのか?コンテストの参加について私が思うこと

私にとってゲーム作品は作品を永く残すために制作を終えたらコンテストへ参加する、が今まで自分の中にあった流れ・公開の仕方です。

ただ、現在制作中のRPGゲーム「ピスと不思議な絵本」はコンテストに参加するかわかりません。

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その時参加できそうなコンテストがない可能性もあるから
というのも理由の一つなのですが
私自身の中でコンテストに参加する事だけが全てなのか?と疑問に思うようになったのです。

私は、ゲーム投稿サイト「ふりーむ!」さんが主催していた「ふりーむ!ゲームコンテスト(第14回で終了)」に参加したことがあります。

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初めての大きなコンテストの参加でしたが、初めて制作したRPGゲーム「ぷらり、ね。」が「第14回ふりーむ!ゲームコンテスト」で「ふりーむ賞」を頂きました。

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ぷらり、ね。は、沢山の方のお力添えがあって、公開が成り立った作品なので、みんなで頂いた賞だと今でも思っています。
ふりーむ!さんから受賞通知のメールが届いたときは、何が起きたのかわからなくて、1時間近く泣いていました。
結果発表と同時に、コンテストの閉幕の案内があり、この受賞は本当に奇跡で神様からの贈り物だったのかもしれません。

コンテストで選ばれる(賞を頂く)嬉しさも知っていますが、受賞できなかったと言っていた方の声を耳にすることもありました。
その声を聞いたことで、選ばれる嬉しさと選ばれなかった悲しさ、どちらも心に痛く響き、受賞することの重みを知りました。
その後、私自身、目立った受賞・実績が実らず、自分が作る意味ってなんなんだ?と分からなくなりました。

ぷらり、ね。の後に制作した大きなゲーム作品は2つあります。
ひとつは、ノベルゲーム「にっこりアリィ」
もうひとつは、アドベンチャーゲーム「イロクスリ」
この2作品、コンテストに参加しましたが、賞は取っておりません。
けれど、どちらの作品も自分にとって大切な作品です。

まず、にっこりアリィについてから。

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にっこりアリィという作品そのものや、参加したコンテストをきっかけに知り合った方もいらっしゃいます。
ありがたい事に、ファンアートを描いて頂いたり感想を書いて下さった方
ノベルゲームコレクションさんで宣伝して下さった方・・沢山の方に触れて頂いた作品です。
にっこりアリィはノベルゲームコレクションさんでダウンロード数500を達成しました(公開して1年弱)
正直言うと、絵本のように短めの作品だったので、新しい作品に埋もれてしまうのかなぁと思っていたところがあったのでびっくりしています。

次に、イロクスリ。

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イロクスリは、自分の中では珍しく男性キャラクターのサイガがメインキャラクターであること
ボイスはフルボイスではなく汎用タイプのボイスでお願いしました。
一見、ゲームそのものは簡単な作りではありますが、自分の中で挑戦と勉強が重なった作品でした。
この時、精神的に崩れていて、作品を最後まで作れるか怪しかったのですが、何とか頑張りました。
ボイスを担当して下さった相澤めりさんの素晴らしい演技力もあり、サイガの声が素敵と沢山言って頂けました。
会話をした際に、真っ先にイロクスリ遊んだよって言って下さった方が多かったんです。

コンテストなどに参加してしまうと、どうしても賞などに選ばれる作品と、選ばれなかった作品と出ます。
私にとって、コンテストは、争いをするとか優劣を決めるのではなく、コンテストを飾る代表を決めるものだと考えています。
今はそうやって割り切っていますが、昔は選ばれる事を強い目標にしすぎて、焦っていた部分もあります。

コンテストの受賞を目標にすることは悪い事ではないのですが、そればかりを考えてしまうと視野が狭くなってしまうので、コンテストの「受賞」そのものを目標にするのは、私的にお勧めできません。(人によって意識の持ち方は違うので、目標にすることで頑張れる方もいらっしゃいます。あくまで私の場合です。)

視野が狭くなってしまうというのは、作品制作における視野の狭さではなくて人の声が聞こえなくなってしまうという意味での視野の狭さです。

コンテストの受賞のことばかりを考えてしまうと
近くにいる実際に遊んでくれた方の声に耳を傾けなくなったり
素敵な感想を書いてくれた方がいても結果に囚われて素敵な感想があった事を忘れてしまったり
何より、最後まで作品を完成させてコンテストに参加した自分自身の努力を忘れてしまうのです。
結果に囚われすぎると大切なものを見失ってしまう怖さがあると思います。

私にとって、コンテストへの参加理由は、作品を永く残すためであることは変わらないです。
こういう作品あったねと誰かが作品を知るための道しるべであり
一緒に作品制作をして下さった方の名前を刻む場所・手段として、コンテストの参加を目標にしてきました。
元々、何かの企画やコンテストに参加するのが好きなので、参加するために制作してきた部分はあるのですが
こういう事を踏まえて、コンテストに参加するためだけが作品制作の全てなのだろうかと考えるようになりました。

じゃあ、私にとってゲーム制作とは?と聞かれると
私は、元々はゲームを作るのではなく遊ぶ側の人間でした。
最初は小説で公開しようと思っていたぷらり、ね。の制作に躓いていたところ、偶然にも、RPGツクールVXAceがセールで手ごろな価格になっており
面白そうだなあと扱い方も知らないソフトを買ったのがゲーム制作の始まりでした。
扱い方がわからない得体の知れぬツールで、難しくて、マップも作れませんでした。
小説がダメならゲームにしようと思ったけれど、何度やめようと思ったことでしょうか。

最初は一人でした。
一人でゲームに必要な絵を描いていることが多かったです。
けど、お友達にキャラクター借りてもいい?って聞いてみたり
マップ作り方がわからないと言ったら、マップの作り方を投稿して下さった方がいたり
キャラクターボイスをお願いしたり募集をしたり
出来たと思ったけれど、なんか納得いかなくて、ほとんど作り直したり。
作っていく中で、沢山の出会いと別れがありました。
別れは辛かったけれど、嬉しい出会いの方が多かったです。
ゲームを作る過程で、いろんな人を見てきました。
それが一番、作っていて楽しいところだったのかもしれません。

どんどん作って、どんどんできていく中で、気付いたことがあります。

やることがない。

その後、バグが見つかって訂正することにはなるのですが
ぷらり、ね。が最初から最後まで遊べるようになっていました。

完成したらどうなるだろうとワクワクしていました。
できたー!って言うのかなあって。
けど実際に思ったことは「やることがない。」だったのです。
ぷらり、ね。の制作は2年以上かけていたので、日課に近い部分もあったからかもしれません。

正直、ぷらり、ね。を作り終わったしゲーム作るのも終わりだなと思っていたのですが、
私の中で、もう一度楽しいと思いながら何かを作りたいという思いもありました。

楽しさやキラキラを掴みに行きたいと思い、現在制作中のRPGゲーム「ピスと不思議な絵本」の構想を考え始めました。
ただ、別の作品=別の生命体なので、ぷらり、ね。と全く同じ楽しさやキラキラは最初からありませんでした。
ピスと不思議な絵本の主人公ピスは18歳の女性で、ぷらり、ね。の主人公マニは10歳の少女です。
出来ること、出来ないことが全く違います。
20歳になるとお酒が買えるけど、10歳の子供はお酒が買えないみたいな違いです。
そして、自分の創作の引き出しの狭さから、今の自分ではピス達を描くことが出来ないと思い別の作品制作を間に挟み、自分の経験値を増やしていました。
ピスと不思議な絵本を作ろう!と決意してから3年が経って、ようやく方向性が定まってきたところです。

キラキラしたものがなかったと感じた理由として
恐らく2回目の制作ということと、ぷらり、ね。がコンテストで賞を頂いていて
この作品を越えなければいけないというプレッシャーを自分の中で作ってしまっていたからだと感じています。
今は「心身を崩さない」を第一に無理のないペースで伸び伸びと制作をしています。

私にとって、ゲーム制作とは自分の「好きな宝物を宝箱に詰め込む」ようなものだと思っています。
イラスト、BGM、SE、ボイス、沢山のものをゲームでは使っていますが、それらは全部大切な宝物です。
大好きと感じたものや、是非お借りしたいと思ったものだけを詰め込んでいます。

キャラクターボイスについては、世の中にはこんな素敵な方がいらっしゃるんだよということを少しでも伝えたいことと
私にとってお芝居は憧れの領域なので、異文化交流がしたいという気持ちもありキャラクターボイスをお願いしています。

もちろん、素敵な方がいらっしゃるんだよというのは、キャラクターボイスをお願いする方のことだけではありません。
ゲームを彩るすべての素材(プラグイン、プログラム、BGM、SE・・)を提供して下さっている方や
キャラクターデザインやキャラクターを出演させてもいいよと許可して下さった友人
そして、いつも作品制作の様子を見て下さっている方と数えきれないくらい素敵な方っていらっしゃいます。

イラストを描いたり、ボイスドラマを制作したり、本を作ってみたり
ゲーム制作以外のこともしてきたのですが、沢山の素敵を伝えるにはゲームが一番と私の中で落ち着いています。
何故かというと、扱うファイルの量が多いからです。
その分、時間もかかるし、とても大変なのですが、それでもゲームという手段で素敵なものがある事を伝えていきたいです。
好きな宝物を宝箱に沢山詰め込んで自分の宝箱はこういう宝物が入っていますよ!と興味のある方に見てもらえたら、嬉しいです。

全員分

何を詰め込もうかな? 何が入っているの? というワクワクが私のゲーム制作の原動力です。


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