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非営利団体の「終わり方」
ひと月ほど前にはなりますが、Stanford Social Innovation Review (SSIR)日本版発刊前の関係者向けオンライン・プレセッション「社会変革団体のExit Strategyを考える~『What’s Your Endgame? (Winter, 2015)』を起点に」のモデレーターを務めさせていただきました。社会を変えようとする組織のリーダーが追求するべきは必ずしも自己組
もっとみる第二回:積読リストの効能
情報が怒濤のごとく流れこんでくる時代には、積読リストが効きます。
その理由を解き明かしていきましょう。
(第一回は以下)
積読リストメソッドとしての積読リストは、二つの要素で構成されます。
(1)これから読むのリストを作る
(2)リストに沿って本を読む
まず「読む本」のリストを作成し、次にそのリストに掲載された本を読んでいく。簡単そうに思えますが、そう単純ではありません。リストにつきまと
第四回:積読リストをいかに作るか
前回は、積読リスト(クローズド・リーディング・リスト)を作って、本を読んでいくのが有効だ、という話を確認しました。
ここで状態は二つに分岐します。
・なるほど、じゃあ自分も積読リストを作ってみよう
・積読リストを作るたって、どうやって本を選ぶんだよ
一つ目の状態の人は大丈夫です。そのままガンガン積読リストを作ってみてください。二つ目の状態の人については、ここで本の選び方を紹介しておきますので
聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇61) 〜ユディト
「1000日チャレンジ」でアートを学んでいるのだけど、西洋美術って、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などをちゃんと知らないと、よく理解できないアート、多すぎません? オマージュなんかも含めて。
それじゃつまらないので、アートをもっと楽しむためにも聖書や神話を最低限かつ表層的でいいから知っときたい、という思いが強くなり、代表的なエピソードとそれについてのアートを整理していこうかと。
聖書や神話を網羅
どこで買うかは別の話だけど村上春樹著『職業としての小説家』に縦クビぶんぶん
ちょいと出遅れたけど、今(本の内容と関係ない流通の部分で)話題になっている村上春樹の『職業としての小説家』を読了、忘れないうちに感想を書いておこうかと。昔から、彼の書くフィクションよりノンフィクションの方がグッとくるんだけど、この11章目「海外へ出て行く。新しいフロンティア」にはもうワンセンテンスごとにクビ縦にぶんぶん振って、「だよねぇ!」「さっすが、わかってらっしゃる!」と独り言ちてしまった。考
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