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日記と宣伝(2022.11.12)

2022.11.12

休日にしてはだいぶ早く起きた。スゥスゥ寝ている夫に声を掛けてからシャワーを浴びて身支度する。チーズトーストを食べて無印のマサラチャイを飲んで夫が支度を終えるのを待った。

のんびりと出発。実家に行く用事があってついでだから鎌倉にも行く。最短ルートを調べながら電車を乗り継ぐ。実家に着く頃にはお昼になりそうだ。そうすると鎌倉に行けるのは15時〜16時くらいか…と考えたところで思いついた。そうだ、先に鎌倉行っちゃおう。あと2分で大船というところで夫に声をかけて大船で降りた。臨機応変。

お昼どうしようかねと話しながら大船駅の通路を歩く。どこでもいいよ、というので候補のお店をずらずらと夫のスマホに送った。卵焼きで有名なところか、駅からちょっと離れたカフェがいいと夫から返ってきたのでじゃぁ卵焼きのお店に行ってみるか、と鎌倉駅を降りてすぐ小町通りに向かった。なかなかの人混みだ。観光客がだいぶ戻ってきた。感覚的にはピークの頃の7〜8割くらい。鎌倉で働く人たちからしたら喜ばしいのだろうけどやっぱりちょっとゲンナリしちゃう。

狙っていたお店は着いた途端あぁダメだ、と踵を返すほどの行列だった。まぁそうだよな。土曜日のお昼ちょうどだもの。考えが甘かった。早々に退散して違う店へ向かう。もう一つの候補は遠いので結局いつも行く台湾粥のお店にした。そこも混んでいたらどうしようねと言いつつお店の前まで来ると幸いにもすぐ入れる状態だった。よかった。ラッキーだ。夫がピータン粥と薬膳スープのセット、私が週替わり定食のにんにくと鶏モモの濃厚スープにした。

おいしい。安定のおいしいがある。にんにく濃厚スープはにんにくが効いていながらそれだけの味じゃなくて、にんにくはちゃんとアクセントとしての仕事だけに集中していて鶏肉のほろほろ具合もスープから漂うお酒のいい風味も全部最高だった。そしてミニデザートの豆花。これがもうこれだけで専門店出せるおいしさ。こちらも最高。最高の昼食だった。

大満足でお店を出て行ってみたかったお寺さんに向かう。駅から20分くらい歩いたが、その道のりの風景も落ち着いて風情があってじわじわと癒された。ちょっとした短時間の寄り道だけど、目的地に着く前から来て良かったなぁという思いしか無い。

目当てのお寺も予想以上に良かった。景色も素敵だったしお参りした仏像も美しくて良かった。花寺として有名らしいのでまた季節の折々で来たい。無事に紙御朱印もいただけたので撤収。ソーセージを食べてから本来の目的である実家へと向かった。

実家に着き、風通しのために家中の窓を開ける。父親がご近所の方に盆栽を預けていたとつい先月知ったのでその方にご挨拶して近況を話し、菓子折りをお渡しした。お父様にはいつも親切にしてもらったのでそのお礼だから気になさらないで、と優しく言っていただく。そんな風に近所付き合いをしていたことを初めて知った。

1時間程家の換気をし、父親から頼まれていた物置のスペアキーがちゃんと使えることを確認してから戸締りして実家を後にした。換気の間、夫は父が買った一人掛けのちょっといいソファに座って、お、これいいなと喜んだり大きなテレビを勝手につけてガチャガチャとチャンネルを変えまくったりと堪能していた。自由で何よりです。

帰りは馬喰町に寄ってタコスを食べた。おしゃれな内装だけど気楽な感じで入りやすく、お料理もすごくおいしかった。おいしかったけどボロボロとこぼして大変だった。ああいうのどうしたら綺麗に食べられるんだろう。あと、ドリンクも大変においしかったです。冷たい飲み物を滅多に飲み切れない私が自家製レモンソーダをごくごく飲み干した。また飲みたい。

楽しくておいしい1日だった。

◎◎◎
11月20日(日)に開催の、自作の文学を売るイベント『文学フリマ東京』で、半年強の短いスパンで首と卵巣の2か所を手術する羽目になった闘病記とnoteに綴った日々の記録に書き下ろしを加えた日記本の2冊を販売します。ブース番号は第二展示場の『い-72』です。
開催場所は東京モノレール流通センター駅すぐ、東京流通センターです。入場無料!良かったら遊びに来てください。

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twitterの人に「ブログでやれ」って言われないようにアカウント作りました。違うブログで台湾旅行や入院や手術に関してお役立ち情報書いてます。よかったら見てください。 http://www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site