市場価値の考え方
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こんにちは!STANDの鈴木です!
キャリア面談をさせていただく中でここ最近良く聞くことがあります。
それは『市場価値を上げたいです』という言葉です。
個人的な肌感覚ですが2~3年前だとあまり出てこない相談内容だったのですが最近はめちゃくちゃ多いです。
そして『なぜ市場価値を上げたいんですか?』と聞くとこのような回答が出てきます。
『将来の為に市場価値を上げておきたい』
『会社に縛られることなく生きていきたいから』
『自分にスキルや経験がないから』
などが挙げられます。
理由に対して良いも悪いもないですがこれらの一言でまとめると『キャリアが不安』なんだなと感じます。
もちろん市場価値が高いことにこしたことはないですが誤った捉え方をしてしまうと逆に迷うことが増えてしまう可能性あります。
なので市場価値についての『正しい捉え方』についてまとめてみました!
一般論としての市場価値とは?
まずは一般的に言われる市場価値とはなんなのか。
少し固苦しい表現になりますが『労働市場における評価』のことを市場価値と言います。
そして市場価値が高いことでのメリットとしては
『転職時に選択できる幅が広がる』
『報酬面の還元がある(高待遇)』
『社内評価も高まり信頼される』
他にもメリットは挙げられますがざっとこの辺りがよく出てくるところです。
ただここで大事なのはあなたにとって市場価値を上げることが目的なんですか?ということです。
市場価値を目的とすることでの失敗例
『市場価値を上げたいです!』というご相談内容とは逆に『市場価値を上げようとして失敗しました』という相談も聞くことが多いです。
その例をご紹介したいと思います。
代表例としてはIT業界へのキャリア選択。
IT業界といえばどんなイメージが沸きますか?
『市場が伸びている』
『スキルが身につきそう』
『最先端で待遇がよさそう』
こんなイメージが出てくると思います。
そして『市場価値が高めれそう』という目的でエンジニアになる方も多くいます。
エンジニアといえば確かに需要がありIT化が進む中でなくてはならない技術です。
その上フリーランスも流行っている中で将来的な独立も視野に入れることが出来るのでまさに価値の高い仕事です。
ただ考えてほしいのは『エンジニアが自分に合っている仕事かどうかは別物』ということです。
エンジニアが市場価値が高まりやすいのは間違い無いです。
ただ自分に適正がなければ自分にとってしんどい仕事になります。
エンジニアが具体的に何をするかというと
『1日中パソコン向き合いコードを入力すること』
『常に新しい情報を仕入れて知識のアップデート』
『クライアントが必要としている内容の要件定義をすること』
などがあります。
要は求められることとして、情報収集しニーズを引き出すコミュニケーションをとりパソコンに向き合い続ける仕事です。
ずっとパソコンに向き合うことができますか?
出来れば良いと思います!
出来ないのであれば自分には向いていない仕事になります。
実際に『エンジニアに憧れたけども全然合わなくて苦痛です』と言った声もよく聞きます。
このように市場価値目的でキャリア選択をしても結局は自分の適正に合った仕事選びをしないとミスマッチが起きてしまいます。
本当の目的はなんですか?
そして声を大にして言いたいのは本当に市場価値を上げることが大事なんですか?ということです。
ちょっと踏み込んだ話をすると自分の人生に目的や目指すことがないから『とりあえず市場価値を上げる』と言っているだけなんじゃないですか?
市場価値を上げることは何かの手段にしか過ぎないです!!!
仮にもし市場価値を上げることを目標とした時にそれが叶った時にはきっとこう思うはずです。
『本当に自分がやりたいことはなんだっけ???』
改めて本当の人生の目的はなんですか??
これに答えれるようになった先の手段として市場価値を上げる必要性が出てくるものです。
市場価値の正体
市場価値をもう一段深掘りすると違う表現ができます。
それは『実力』です。
それっぽい言い方とすると『汎用的なスキル』こそが市場価値を上げる手段になります。
では汎用的なスキルとは何か。
言葉の通り、今の会社や環境だけでなく他の環境に移ったとしても活躍する為に活かせるスキルのことを言い表します。
具体的にいうと以下の4つです。
①課題発見力
②目標設定力
③逆算計画力
④実行力
基本的にどんな仕事であればこの4つのスキルを用いて仕事をすることになります。
まずは何が課題なのかを特定します。
そして何を目指すのか目標を決めます。
目標に対してスケジュールを決めます。
最後に決めたスケジュールに対して何があってもやりきります。
これだけです。
今の仕事において漠然と『経験できない』『成長できない』と言ってしまっている人は仕事を『作業』のように捉え盲点的になっていることでしょう。
どんな仕事であれば生産性を上げて効率良く結果を追求することはできます。
それをせずに環境のせいとか仕事内容のせいにしている人は一生市場価値を上げることはできないでしょう。
このように汎用的なスキルを磨き上げておくことで一般的にいう市場価値の高い仕事に就くことができます。
市場価値を高めた後の仕事選び
汎用的なスキルを磨いた後にまずは考えるのは収入を上げることだと思います。
一般的には『無形商材の法人営業経験』のキャリア選択をすることで給料は上がりやすいです。
ただ人によっての注意点としては『商材への興味関心があるか』という視点も大事です。
最近流行りとしてはSaaS系の営業も人気ですが『興味がなくて学ぶ気になれない』という相談を聞くこともあります。
給料を上げることが大事な価値観なのか、それとも興味のある商材で仕事をすることが自分にとって大事なのか。
これは正解がなく自分で見つけるしかないです。
その時に汎用的なスキルを身に付け価値の高い人材になっていれば自分の好きなことを選択できるような自分になっていると思います。
つまり市場価値を上げておく1番の目的は好きことを選択できるような自分になることです。
自分の人生の目的を決めて自立して生きていくことを目指してほしいと感じますしそんな人が増えれば仕事にも充実感をもって取り組むことができます。
最後にちょっとした宣伝になりますがこのように自立した人生を送る為のコミュニティがSTANDです。
自分の人生の目的から考えたい人は是非お話ししましょう!
何かしらのきっかけを与えれると思います!
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