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メディアが向き合うべき「悪」について

最近のメディアとユーザーのあり方、その構造へのいやーな感じをぼんやりと考えていた連想ゲーム的ツイートのまとめです。


テレビと週刊誌が攻撃力を取り戻していて、ソーシャルではそれが増幅拡散されてゆく。排撃に近い言葉の総数が増えて、分析的視点が相対的に軽視される。メディアのことを考えるほど、陰鬱な未来ばかりが想像される時代がまさかくるとはね。

メディアが本来反権力なら、なんで個別の個人をえぐるだろうねえ。やるほどに数字が伸びて、その快楽がさらに次の記事への火薬になる。そういう輪廻みたいなものが本当に醜悪。一時のバイラルメディアも同じ回路で回っていただろう。

本当に許されるべきではない「悪」は、どこにあるだろう。個人の実存や生活の中なんだろうか。そうではなく、ポピュリズム的な記事や企画をつくらなければもたないというメディアが今立たされている構造そのものなんじゃないか。

そして、これはあくまで個人的な価値観ですが、ビジネスサイドからそのメディアの構造悪にツッコミ入れるのは、どうしても同じ穴の狢というか小さな矛盾を逃れられない。そこにメスを入れ綻びの存在を啓発するのは、物語とアートの仕事だと思ってます。

あと仮に糾弾すべき「悪」に対峙して、打破できた場合でも、そのあとに当事者と観覧者に残る感情はやるせないものであってほしい。勧善懲悪的な快楽だけが残ってしまうと、自分自身に内在するはずの「悪」の因子に立ち向かえなくなるでしょう? おそらく。



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最後までありがとうございます。また読んでね。

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執筆と編集とメディア研究。machizu-creative inc. Chief Editor。法政大学文学部兼任講師。JFN「ON THE PLANET」月曜担当。右投右打。2020年は書くしごとを増やしていきたい気分。:http://takedashun.com/

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