【マンガ紹介】『暴君の妃に転職しました』
Noteを読んでくださっているみなさん、こんにちは!
株式会社ステインラボです。
マンガ紹介の時間がやってきました~!
以前紹介させてもらったマンガ『転生したら剣でした Rev:黒猫が最強の剣とレベルアップ』は読んでいただけましたでしょうか?フランちゃんの成長と共にどう展開していくのかが気になる作品だったと思います。
今回紹介するマンガは、弊社で22話まで着彩を担当させていただいた作品『暴君の妃に転職しました』です!
【マンガの概要】
タイトル:『暴君の妃に転職しました』
ジャンル:恋愛
出版社:STUDIO ZOON
作者名:
・原作 - 和泉杏咲(https://x.com/izumiazusa2020)
・作画 / 構成 - 松岡佳由(https://x.com/matsuokayu88)
作品タグ:恋愛・女性・転生・異世界ファンタジー
配信開始日:2024年2月7日
【あらすじ】
これは会社に不満を抱きながらバックオフィスで働いていた私が、 知らない世界の暴君王子と結婚するまでの物語ーーー
優秀であるにも関わらず会社から軽んじられてきたユイは、その死をきっかけに暴力と陰謀がはびこる王国へと転生する。
不正を見逃せないユイは人事部で磨いたスキルを駆使して数々の問題、そして王国を統べる暴君王子と対峙する!
暴君王子との対決と恋を描く、スカッとロマンスファンタジー!
【おススメポイント】
「無能はいません。個々の能力を引き出せない組織が間違っている—」
社畜OLから妃に転生した主人公・ユイが、人事部で磨いたスキルを武器に、暴君王子をぶった斬る!!
スカッと異世界ロマンスファンタジー。
みんなに恐れられてる暴君王子にもバシッと物申すユイがかっこよすぎる!
絵も綺麗で読みやすく、今後の暴君王子の態度の変化や2人の関係の進展にも注目です♡
【感想】
この作品を読んで一番最初に思ったことは、作画がとても綺麗だなということでした。
キャラクターたちの見た目や背景なども素敵でしたが、私は特に細かいディテールに心惹かれました。
第1話では現代社会と異世界、二つの世界が登場しますが、異世界と現代社会の表現方法に驚きました。
ただ線で分けられているのではなく、色の配色から始まり、エフェクトの使い方、フルカラーマンガという点が活かされているとても魅力的な表現だと感じました。
また、コマの構成もとても工夫されているように感じました。
現代社会を表す部分ではコマが大きさが小さく、密に分かれていたのに対し、主人公が異世界に転生された時は『魅せコマ』として大胆に表現されていて強く惹きこまれる演出だと思います。
ストーリーについても、第1話の導入からインパクトのあるシーンで話が始まり、続きが気になるテンポの良い展開でワクワクしました。
終わりの部分では、見開きマンガで使われている「メクリ」のように、この先が気になる展開を入れ読者に次ページ(話)をめくらせるように話が終わります。
とても綺麗な終わり方だったと思います。
そして、このマンガを見て個人的に一番印象に残った点は「セリフ」です。
「正式にクロンティア王国の王妃に‘転職’をしたーー」
という主人公のセリフについて、ロマンスファンタジー作品では通常「転職」とは言わず、「王妃になる」と表現されますが、この作品ならではの言葉でキャラクターが確立されるポイントだと思いました。
絵柄もとても綺麗で、面白く読めた作品だったと思います。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?